3月に子育て支援者向けの手遊び講座を担当させていただいた
豊島区の担当者さんよりお声掛けいただき、
「心でつながる~手遊び&絵本読み聞かせ講座」を行ってきました!
コチラの講座、
●子育てをしている保護者の交流の場としても活用してもらう。
●いつもとちがう時間を過ごすことにより、自分を見つめる機会を作る。
~といったことを目的としており、
私が個人事業主を始めた当初の思いとつながる部分も深く。
とても豊かな時間を過ごすことが出来ました。
当日の流れは、このような形です。
1.はじめのあいさつ・本日の講座の趣旨
<乳・幼児期に大切にしたい愛着関係>
・ふれあい
・ぬくもり・視線
・心が通う感覚
・自分がたせいつにされているという感覚
~こういった感覚を積み重ねていくことが、
子どもの自己肯定感・意欲・成長につながる。
2.手遊びについて
【手遊び 子どもにとって良いこと】
・赤ちゃんや子どもは音楽が大好き!歌が始まるとご機嫌になる。
・リズム感やテンポが身につく。
・音楽療法の側面からも音楽は感情と連動~感情のコントロールが容易になる
・リズムに合わせて体を動かすことで感情が変化する
・ストーリーに感情移入することで、感受性が豊かな子に育つ
・ストレス解消・リズムに合わせて呼吸が整う
・リラックスできる
・集中力・発想力・想像力が広がる
・手を動かすことで脳が活性化、・両手を使うことでバランスが良くなる
・歌の歌詞の中で物の名称を覚えていく~認識が増える
【手遊び 大人にとって良いこと】
・双方向のコミュニケーションによって心が通じ合い、笑顔が生まれる。
・歌いながら自分が落ち着く
・アレンジによってアイディアが広がってゆく
・子どもの感情に左右されず、態勢を立て直すことができる
・いつでもどこでもお金を掛けずにできる
・子どもとのアイコンタクトで心が通じ合う
・子どもの好きな歌でペーシングすることで、子どもに安心感が生まれる
・手を使う~五感(触覚)が刺激されることで、心に安定が生まれる
・子どもの期待感や感情の鎮静など、感情のコントロールが容易になる
・気持ちのバランスを取り戻す (優しい気持ち・あたたかい気持ちになる)
3.今日、どんな時間になるといいでしょう?
お一人ずつ、
・お名前
・どこから来たか
・楽しみにしていること
~をお話していただきました!
4. 覚えやすい♪ 手遊び歌
・ひげじいさん
〜おもしろver.
〜アンパンマンver.
・グーチョキパーでなにつくろう
・おべんとバス
・パンダ・ウサギ・コアラ
・もももも
・山小屋いっけん
〜パン工場ver.
6.覚えて帰ろう!ペアで発表タイム♪
2人一組になり、手遊び歌を一曲 選びましょう。
↓
Aさんが手遊びをする(Bさんは子ども役)
↓
★今度はBさんが手遊び、Aさんが子ども役
7.心が通う、絵本の読み聞かせ
【読み聞かせポイント】
・読み手が世界を創る
・役になり切って
・アイコンタクト・視線で見守りながら
・声色・スピードを工夫して、聞き手を包み込む
~ここで私が「おおきなかぶ」をみなさんに読み聞かせ
⇒感想から、気付きのポイントを全体シェア
8.ペアに分かれて、読み聞かせワーク
2人一組になり、絵本を一冊 決めましょう。
↓
Aさんが読み聞かせをする(Bさんは子ども役)
↓
Bさん、に交代!
↓
★今度はBさんが読み手、Aさんが子ども役
9.振り返り&まとめ
10.終了
手遊びでは
「恥ずかしいという感情を、ポイッとどっかに置いてきてください。」
絵本の読み聞かせでは
「自分は劇団員だと思って、役者になって下さい。」
~なんてお話をしていたんですが、
お母さまたちどんどん気持ちがゆるんできたようで
楽しそうな、意欲的な表情に!
感想では、
「一つだけ、覚えました!簡単なのでいいんですよね。
やってみたいと思います」
「楽しかったです!」
「読み方で、あんなに変わるんだ・・・って、ビックリしました!」
「声の強弱、掛け合い、いろいろやってみていいんですね。」
「先生くらい、思いっきり役者になっていいんだってわかりました!」
「間違えちゃいけないって思うのを止めて楽しみます♪」
「子どもは親の表情を真似る・・・って、ドキッとしました。
表情豊かに子どもに関わりたいと思います」
~といった声が聞かれました。
私からは、
「私がいろいろ引き出しを持っているんじゃなくて、みんな持っているんです。
私は、いろいろ試して幅が広がっただけです。
“みなさんが持っている豊かさを引き出す機会を、
子どもたちがプレゼントしてくれたんだ”
・・・と思って、ぜひ楽しんでお子さんとチャレンジしてみてくださいね」
~とお話をして、終了となりました。
心ほっこりあたたまる、豊かなひと時でした♡