UmehanaChildcareCommunicationsは「大人が輝く背中を子どもに見せる」をモットーに、保育者のやりがい促進・継続支援・離職防止へ向けた研修をしています

島根県松江市にて 保育士キャリアアップ研修【マネンジメント】

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5月17・18・19日に島根県松江市にて

保育士キャリアアップ研修【マネンジメント】を担当してきました。

 

 

 

 

 

 

こちら、昨年度末に国から発表された

保育者のスキルUPと定着率の向上・

そして 給与のUPなど、現場で頑張っている保育士さんたちが

さらに一つ上のステージで活躍されるための政策の、

必須科目となる【マネンジメント】。

 

じつは、研修の打診をいただいたのは2月ということで

こういった動きを早々に取り入れられる島根県のアンテナの高さに

本当に脱帽です。

 

 

マネンジメントに関しては、

私自身も施設長をしていた時に

「いま」と「子ども」を見ている現場と

10年後・20年後の社会を踏まえて今年度の政策を立て、

私たち管理職に下ろしてくださる学園長---

 

そのはざまに立つ私(施設長)は

どんなふうに現場に通訳をして、モチベーションを引き出していけばいいのか。

 

そもそも、私自身も学園長の言っている意味が理解できず、

ちゃぶ台をひっくり返して主任や事務長になだめられる場面もいくつもあり。

 

それではらちが明かない、と。

学園長と同じようにモノを見て感じられる土台に立てるよう

あれこれ情報収集をしたり、自分で見つけた勉強会に飛び込んだりする中で

「ああ、こう伝えて、こうかかわっていくと、足並みが揃うのか・・・。」

~と実感し。実際に部下に伝えていたことが、

まさにマネンジメントの視点でした。

 

3日間の研修ということで、

ミドル層の意識がゆるやかに変化し、

主体的に園に関わることが楽しくなるよう、考え。

 

実は、前日までレジュメの練り直しに頭を悩ませていました・・・

(岡さん、お付き合いくださってありがとうございます)

 

が、その甲斐あって、参加者にとっても 私自身にとっても

あらためて「マネンジメント」の視点の大きさを実感するとともに

在り方が変化する 貴重な機会となりました。

 

●1日目は---

島根県の行政担当の方より、

保育政策のなかでの変化についてのお話を受けて

緊張感走る雰囲気の中、

・プレイヤーとリーダーのちがい

・保育とマネンジメント

・自園のリソースに気づく

・自分自身の人生とキャリア

~などについて、ワークを中心に進めていきました。

 

「マネンジメント、なんぞや?」というポカーンな顔が自分ごとになり、

社会の課題を身近に感じたり。

社会課題を背景とした保育の課題を打開するカギとなる

リソース(資源)を棚卸ししたり。

園の魅力をグループで語り合う中で愛がこぼれてたり。

それぞれのキャリア曲線から人生とキャリアについて

コーチングする場面では、熱い盛り上がりを見せて居ました。

“自分ごと”になって、良かったです♪

 

 

 

 

 

 

●2日目は---

みんなが気になっている「いかに人を育てていくか」について、

見て盗めよりも相手目線で問いかけながらやっていくといいですよ、

というお話から

ボスマネンジメントの話題は食いつきが良く・・・。

(みんな結構悩んでいたようですね)

そこから保育を応援してくれる園のファンを育むためにできること、

そして学びの場をいかに園に持ち帰るかについて、

実習生に希望を渡す役割をどう担えるか、まで。

 

ディスカッションを項目ごとに設けて自分ごとになる時間を作ったり、

お互いへのフィードバックをグループ内で伝えあったり、

みなさんと双方向でやりとりしながら、

一緒にいろいろなお話をしていたら、あっという間の6時間でした。

 

 

●3日目は---

・事前アンケートでリクエストのあった“意見の出やすい場作り”

・働きやすい職場

・有給が取れて、残業が減るための工夫

・これからの保育者人生を豊かに生きるために

 

~といった流れで、この日は半日ということもあり、

怒涛の拍手とともに、研修は終了し。

 

終了後も希望者が円になって相談会が始まるなど

濃厚で、あっという間の15時間でした。

 

 

 

 

 

 

「マネンジメントって、意味わからなかったんですけど、

自分 向いてるかもって思い始めました」

・・・という声も。

いいですね〜!ワクワクしちゃいます。
どんどん主体的に園を良くしていって欲しいですね。

 

こういう視点を持つ人が、

できれば一園に一人はいてほしいというのが私の願いです。

そうすると、コミュニケーションの調整役となり、

園内の雰囲気が前向きに変わります。

思いはあるのに、すれ違いによって離職していく人も、減るかもしれませんね。

 

そんなわけで、島根県。

6月は隠岐に、7月は浜田にお邪魔します!!

 

もしもほかの地域で「考えているんですが…」という方がいらっしゃいましたら、

メールメッセージよりお気軽にお声掛けください。

みなさんのお役に立てれば幸いです。

 

<参加者の声を、一部 ご紹介します>

人材育成の研修を昨年受けて、より具体的に内容を学ぶことが出来ました。
ミドルリーダーの役割が明確になり、今後に繋げていきやすいと思いました。

3日間、先生のパワフルな生き方、人生があって、
今の先生があるんだな。
その姿を見習うとともに、今勤務している保育園の事が大好きなので、
頑張っていきたいと心から感じました。

とにかく、先生のお話が楽しかったことと、
私たちの状況や気持ちをわかっておられ、全て楽しく聴くことができました!

何のために私が選ばれたのか分からなかったのですが、
学ぶにつれて「面白いな」と感じました。
子どもの事ばかりではなく、自分の周り・同僚・組織へと目を向け 
過ごしていきたいなと思います。

聴くことの大切さ。
自分の事として捉えれば、全てがチャンスになる!
意図が大切!「伝える力」って、魔法の力ですね。
ここに解決のカギがあるかもって思いました。

今ある資源をどう生かすかという言葉にハッとさせられました。
やはり、他の園は良く見え、何度も今の園を辞めたいと考えました。
でも話をきいて、今の園を自分の力をもっと発揮して良くしていけたらいいなと思いました。

後輩に求めすぎていたと反省しました。
頑張っている所をまずしっかり褒めていきたいと思います。

リーダーシップなんて自信がない。なんで私が?!と思ったので、
まずその気持ちに共感してくださり嬉しかったです。

そこから話しがすすんだので、どの話も自分に置き変えられながら話が聞け、
自分に落とせました。

知識などの研修はとても多いですが、
こういった自分自身について考えられる研修はあまりないので、
こういった研修があり良かった。

他園の先生方と話したことで、普段感じている新人育成・実習生受け入れ・
上司等との関係作りの悩みや自分だけではないと
改めて知ることが出来たように思います。

後輩自身が保育士のレベルを上げてみたいという気持ちを高めていくためには、
どういったかかわりで伝えていけるかを一緒に考える事が出来て
とても充実したものとなりました。

職員の保育の質を上げていくためにも
いつまでもプレーヤーでいてはいけないと自覚するべきところを
知ることができて良かったです。

自分も含め、園全体を活性化させるためにも
リーダーとしての役割を考えながら、
つなぐことのできるコミュニケーション能力を高めていけるように
スキルを上げていきたいと思います。

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