UmehanaChildcareCommunicationsは「大人が輝く背中を子どもに見せる」をモットーに、保育者のやりがい促進・継続支援・離職防止へ向けた研修をしています

第12回目 「子どもスイッチ!コーチング」

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本日は保育士講座「子どもスイッチ!コーチング」
東京ウィメンズプラザにて開催してまいりました~。

数日前より場所についてのお問合わせが多かったので
何度か場所についてのメールをしたり、
「9時過ぎなら、ナビできます!」
とご案内をした事がお役に立てたのか、
開始時刻の9:15にはみなさんお揃いで
気持ち良く講座をスタートすることができました!

まずは、

<1. 自己紹介ゲーム>

はじめての人同士だと緊張してしまい、なかなか内容も頭に入りにくくなる。
~というわけで、全員でお部屋中を歩き回ってもらいながら
自己紹介をするゲームで、和やかな空気に。

続いて、

<2.講座について:講師自己紹介>

「コーチングとは、一言でいうと
“相手の力を引き出すコミュニケーション”です。
今回は子どもに対して…他の人がやっていないアプローチであり、
本当に勉強をし始めると何百時間ものトレーニングが必要なコーチングを
保育の現場に特化した形で知恵をひねり、
私たちの体験から生み出した講座です。」

~そう話し始めると、さっそくみなさんのメモを取る音が部屋中に響きます。
みなさまとても意識が高く、真剣に参加下さっていました。

<3.参加の目的>

そして…それぞれに参加の目的を書いていただき、
目的地へ向かうナビをセット。

~実はこれも、
「何を得たいのか?」
「どういう状態になりたいのか?」
というセルフコーチングなんですね。

こうすることによって、
脳という最強のパートナーが
情報をキャッチするグローブを用意してくれるのです。

準備が整ったところで……。

<4.デモコーチング>!!

「ゲームを取り上げて、
年下の女の子を泣かせてしまった男の子と
先生とのやり取り」

~をお題に、

☆パターン1
:頭ごなしに叱る先生。子どものいいわけ:聞く余地無し。
☆パターン2
:子どもに寄り添い、気持ちを引き出し、学習を促し、行動へとつなげる先生。

(ここは、演技はの私たちの“なりきり力”の見せどころ☆)

……という二つのパターンから、
ちがいを見つけていただきました。

「子どもの言いたいことを聞かない先生に対して、
二つ目のパターンは目を合わせて受け止めていました」

参加者からの気付きを共有した後に、

<6.本日の流れ>

……をご紹介し、さっそくコーチングの中身へ!

<5.コーチング4つの要素>

……ということで、

★ペーシング
~信頼関係の土台を創る
★観察・フィードバック
~本人が気が付いていないことを伝えることで、気付きが生まれる。
★承認
~相手の良いところを、出し惜しみせず、まっすぐな言葉にして伝えることで
相手の心が開く。
(このワークでは、涙ぐむ先生も続出。
「褒められるって、こんなに嬉しいものなんですね…。」
とおっしゃっていました。

~それぞれについて、事例と実践ワークを行い。
休憩をはさんでから

★質問
~3つの種類の質問をご紹介した上で
一番初めにお見せしたデモコーチングをお見せし、

・どんなところで使われているのか?
・どんな効果があったか?
・見ていて、何を感じたか

~について、皆さんで話し合っていただきました。

気づきの共有の場面では、
「質問だけで成立しているわけじゃないんですね。
ペーシングも、承認も、織り混ざる中に質問がありました。」

「実際問題、時間が無い現場で、どこまでできるかがネック」

「嘘をつく子への対処は?」

~などなど、現場ならではの質問も出てきたため
それらへの対応の仕方も、一例としてご紹介をさせていただきました。

<7.感情との付き合い方>

そして…コーチングをするにも、何より大切なのは
保育士である自分自身の、感情の扱い方。

憤りを感じてしまったり、怒りがこみ上げてきたり、悲しくなってしまったり。
頭では「プロたるもの……。」と思っていても、
自分で自分を持て余してしまう。

~そんなことってあるのではないでしょうか。
(私はよくありました。)

そんな「感情」と、どう付き合ったらいいのか…?

こちらも、体験談をお話しながら、みなさんにも実際に

ワークにて「感情との付き合い方」を体感をしていただきました。

お一人お一人、ご自身との対話の時間を
大切に過ごしているのが、伝わってきました。

~こういったことを踏まえて、最後に
二人ひと組で「コーチングを保育にどう生かすか」
……について、相互にセッションをしていただきました。

ふだん、何気なくしているコミュニケーションを
意識的に「コーチング」という目的を持って、する。

このぎこちなさに苦笑いを感じながらも

「ペーシングはできました!」
「観察は難しかった…。」
~などなど、

部屋中から「わぁ~っ」と感嘆の声が聞こえていました。

<8.まとめ>

さて、ここまでの学びを踏まえて、
本日のまとめです。

みなさん、書き始めるとものすごい集中力です。
「現場に役立てたい」その想いを、強く感じました。

最後に、お一人ずつコメントをいただいて終了となったのですが
それぞれに方の感じている葛藤や、信念
保育へのプライドが伝わってきて、
承認の拍手で沸く、熱い場となりました!

<参加された方の感想です>
・今日は、自分の保育の足らない点に気づけたり、
知りたいことが満足できる程度しれたので、とても勉強になりました。
でも、もっともっと深く学べることがあると思うので、今日で満足しきらないよう、
これからも向上心を持って日々の保育をして行きたいと思います。
(A.Hさん 女性 幼稚園勤務)

・わかりやすく、参加型(恥ずかしがり屋の自分でも、少人数・
1対3くらいまでなら案外できることを知りました!)
笑顔がかわいくて、優しい先生、気持ちを分かっていただいてとても嬉しかったです。
子どもたちのためにも、心を強く持って、保育にのぞんで行きます!
改めて、勇気をありがとうございました。
(N.Yさん 女性 保育士)

・楽しかったデス!
(Y.Sさん 女性 保育士)

・解決の流れを知ることができて、自信が付きました。
(S.Iさん 女性 保育士)

・今後に生かしていけそうなので、大満足です!
(Cさん 女性 保育士)

・自分の保育を見直し、今後に生かそうと思った。
悩みを共感してもらえて嬉しかった。
自分の知らない自分に気づけた
(Y.Iさん 女性 保育士)

・すごく分かりやすく、実践しやすいところから始められるし
日常の人間関係にも応用ができると思いました。
(M.Aさん 女性 保育士)

・実践したりしたことにより、コーチングがより分かり、とても良かったです!
先生方の、子ども役・保育士役も分かりやすくて最高でした!!
(J.Oさん 女性 保育士)

・実践も踏まえた講座だったので、聞いていてとても分かりやすく、入りやすかったです。
自分の中で、生活に生かしていけるよう、保育や日常生活で筋トレをしていきたいです。
実践あり、楽しさあり、本当に勉強させてもらいました。
ありがとうございました!いつも気付きをありがとうございます。
(直井美実さん 女性  保育士)

・もう少し具体的に「お片付けをしない子どもには…。」
「自分で着替えができない子には…。」なども学びたかった。
(Y.Nさん 女性 保育士)

・さまざまな場面で、「どんな言葉掛けが良かったのかな~?」
「これでよかったのかな~?」と悩むことがたくさんあって、今回の講座で学んだことで
それぞれの言葉がけのヒントになるなぁと感じ、本当に満足しています。
(飯塚 大輔さん 男性 保育士)

・明日から実践できる学び・気づきがたくさんありました。
保育の現場に関わる人全部にこの学びは生かせると思うので、
同僚や友人にもこの講座をすすめたい。
(T.Tさん 女性 学童保育士)

終了後は、いつもの「野菜畑」にて和気あいあいのランチ会!

保育の勤務状況を共有するところから始まり、

「残業ってありますか?」
「アットホームな保育」と「自然に囲まれた保育」
「認証園」と、「子どもへの思いの大きい幼稚園」
「保育指針改正前と、後のちがい」
~などなど、あちこちから興味深い話題がポンポン飛び出し。

「保育」と一言ではくくれない、

“保育業界の今”が浮かび上がってきました。

保育士さんのコミュニケーション講座。

今後は、開催のペースを少しゆったりにし、
6月に「魔法の手遊び」講座
10月に「伝え方」講座
の開催を予定しております。

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