UmehanaChildcareCommunicationsは「大人が輝く背中を子どもに見せる」をモットーに、保育者のやりがい促進・継続支援・離職防止へ向けた研修をしています

相模原シルバー人材センターにて 子育て支援研修 二回目

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昨年からご依頼を連続でいただいている相模原シルバー人材センターの
今年2回目の子育て支援講座を 相模大野にて、行ってきました。

前回の淵野辺の際、
「難しいことよりも、もっと娘の子育てとの世代間ギャップのお話を!」
~という声が出ていたので。
そういうニーズもあるのなら・・・と、多少プログラムを組み替えて
参加者目線で進めていくことに。
とはいえ、こちらの相模大野会場の皆さんは
おおらかで子育て支援という言葉を通じて
子育て中のお母さんたちをどう支援できるだろうか?
~そういったことの答えを具体的に考える、有意義な時間となりました。

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<レジュメは以下の通りです>

1.はじめに
・最近の子育て事情
・講師自己紹介

2. 講座を通して得たいもの

3.子どもを取り巻く環境
~みなさんの興味・関心を踏まえて~
●国レベルでの変化
●家庭の変化
●子どもの教育の変化・様子
●みなさんが子どもに関わることの意義

4.子どもへのかかわりかた・遊び方
<年齢と発達を踏まえて>
<特徴的なこと>
●0歳 :基本的信頼感
(愛され、大切にされる存在という感覚)・
 愛着関係・無条件の愛情が大切
●1歳 :生活習慣の基礎・善悪の判断・言葉の貯金
●2歳 :自我の芽生え・自分と他者とのはざま・自己有能感
●3歳 :社会性の芽生え・感情のコントロール・お友達と遊ぶ
●4歳 :言葉の成長・友達との交渉・身体能力の飛躍
●5歳 :「一緒に創り上げる」喜び・お手伝いが好き
<一日の生活の目安>
7:30~ 受け入れ<視診>
8:30~ 各クラスに分かれ、自由遊び・排泄・朝の会
    <遊びの寄り添い・見守り>
9:15  午前間食
    <食事介助・片づけ・靴下・上着等>
9:40~外遊び
    <散歩時の注意・水分補給・手洗い・排泄>
11:30~昼食
    <昼食時・片づけ・歯磨き・排泄・パジャマへの着替え>
12:00過ぎ~午睡
    <場面切り替え・ 寝かしつけ・SIDS対策~ブレスチェック>

14:45起床~午後間食
    <目覚め・着替え・おやつの準備>
15:30~自由遊び・お帰りの会
    <検温・遊びを通して成長を見る・一緒に挨拶>
16:30~時間外保育
    <異年齢とのかかわり・静と動の遊び・気持ちに寄り添う>
~19:30 保護者のお迎え
    <保護者への連絡共有>

<かかわりかたのポイント>
・まずは、信頼関係
・受容(ふれあい・言葉掛け)
・五感でコミュニケーション
・言葉で伝える
・一緒に楽しむ
・安全管理の視点
・変化・成長に敏感であること

<叱り方>
・しつけとは……「文化を伝えること」
(善悪の判断をつける時期)
・大人になった時、どんな人間になってほしいか?
・相手が嫌な気持ちになることはしない、という基準
★ ワーク ★
子ども役:お迎えから習い事への送迎時、「買って~!」とおねだりされる
大 人 役:3つの対応方法
1.時間に焦りを感じて無理やり連れて行こうとする、言いなりになってしまう
2.子どもの気持ちを受け止める
3.深い気持ちに共感しながら、促していく
<子ども役での気づき>
<大人役での気づき>

5.シルバー人材センターに寄せられる依頼
~佐藤さんより

6.仕事を通じての子どものかかわり
~子育て支援とは?
~自分たちがしてほしかった子育て支援
~シルバーさんからの逆提案

7.子どもを取り巻く危険等注意事項
健康・安全・元気が当たり前?
~何事もなく過ごせているのは、じつは奇跡の連続
●命を預かる仕事の重み
●大切なのは、リスク回避
 危険を認識し、対処していくこと

<室内での危険>
・SIDS ・誤飲 (だんご・もち・あめ等) ・アレルギー
・熱性けいれん・引きつけ ・噛み付き ・ひっかき ・転倒
・プールでおぼれる・骨折(遊具・遊んでいて、等) ・流血
<室外での危険>
・散歩中の事故:つまづき・転倒・脱走・ケンカ・見失い・交通事故・不審者

8.保護者への伝え方
<保護者の子育て事情>~保護者の背景にある葛藤
・核家族化し、周囲に相談できる存在がいない
・HELPを出してはいけないと思っている
・コミュニケーションに慣れていない
・忙しくて心に余裕がない
・親という立場・役割が理解できていない
・不器用で人と関係性を作るのが苦手

<スタンス>
一緒に子育てをするパートナー
心を受け止めがら、プロとしての一線を意識

<大切にしたいこと>
●承認
‐できていること
‐うまく行っていること
‐頑張っていること
・・・勇気づけになる
<日常の中で伝えること>
●子どもの体調
●変化・子ども同士のやりとり
●保育の中での成長
●日常の中での、注意や苦言
どのように伝えると、スムーズに受け取ってもらえるのでしょう?

【受け取りやすい伝え方】
~ 黄金ルール  ~
(       ) + (       ) + (        )
 *伝え方ワーク*
 気持ちに余裕のない親御さん。
 どう伝えたら、子どもの気持ちを受け止めてくれるでしょうか?

9.Q&A

10.まとめ・振り返り

11. 本日の振り返り・まとめ
<今後に生かしていきたいこと>

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<以下、参加者の感想を一部ご紹介します>

・大変よいセミナーになりました。
 多くのことを気付かされ、
 大人同士・人とのかかわり方にも参考になりました。

・子どもや親の深い心を読み取る大切さを教えられました。

・忙しい親に対して、承認をして差し上げること。
 とても大変ですが、そうだなーと思いました。

・一人一人の意見・言葉を丁寧に受け取られているところが、
 とても素晴らしかったです。

・子ども中心に考えていましたが、
 親の思いと子どもへの思いはつなげて考えていくという話に強く共感しました。
 自分の子育ての頃を重なって、良い指導をいただいた感じです。

・先日子育て時代のことを娘が「叱られたけど、怒られなかったね」と話していたのを思い出し、
 本日の話題の一つと結びつきました。
 今度の支援に生かしていきたいと思います。

・保護者と支援者とのコミュニケーションを十分に取り、
 足並みを揃えて子どもを見つめられたらなと感じました。

・具体例が多く、分かりやすいお話で大変勉強になりました。
 実際に行っている方の話が聞けて良かったです。

・子育ては基本的に変わっていないなぁと感じました。
 愛情を注ぐことが子どもの成長につながります。

・どんな子育て支援があるのか、できるのか、考えたい。
 実際に仕事をしている人の話が聞けて良かった。

・親に伝えるむずかしさを感じた。

・貴重なお話をありがとうございました。
 日ごろ感じていた疑問に答えを出していただき感謝です。

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