エクレス子どもの家保育園の大元として
私がお世話になっております岩谷学園にて、
管理職のためのコミュニケーション・コーチング研修を
担当させていただきました!
私自身、管理職になってみて
・求められることが多い
・日々考えることが多くある
・すぐに対処しなければならないことが多々あり、目先のことでいっぱいいっぱい。
・けれども、年間計画・今後を見通しての準備・時代の流れを踏まえた長期の対策なども考える必要がある。
・やることがいっぱいある中で、自分の心と体が置いてけぼりな状態になりがち
・部下の相談事が多くある
・自分の癖や影響が顕著に組織に現れる
~といった状況の中で混乱し
洗濯機の中に入ったような、もみくちゃな状態になることがたびたびあります。
そんな中で、軸を保っていられるのは
実は コーチングを通して自分や人の本質にかかわることができることが
とても大きな要因を占めているように感じるのです。
今年に入って外部向けのDVDを販売し始めたり、
外部からのコーチング研修のご依頼をいただき、開催する中で
「お世話になっている岩谷学園でこそ、お役に立てていただきたい」
・・・と思い、新理事長先生に提案をさせていただいた経緯がありました。
そんなわけで開催しました、幹部向け研修。
ふだんのコミュニケーションを振り返り、
コーチングの5つの切り口を
現場で起こりがちな出来事・うちの園で実際にあった会話のやり取りなどを紹介しながら
忙しい管理職が、立ち止り 自分の中の答えに気づけるような
お一人お一人にとって“ご褒美タイム”となる時間を意識して
実践的なワークを織り交ぜながらの3時間となりました。
当日の流れはこのような感じです
1.管理職ためのコーチング
①管理職の抱えている現状
②管理職にとっての理想の状態とは・・・?
③管理職にとってのコーチングの意義
2.管理職の頭の中の整理に、セルフコーチングが有効
①現状を見つめる
②理想の状態に思いを馳せる
③間をつなぐものを考える
3.コーチングとは
①ペーシング
②承認
③質問
④観察・フィードバック
⑤可能性を信じる
4.面談を活用しましょう
①面談は、ふだん感じていることを伝えるチャンス!!
②面談は、部下が感じていることを受け止める場
③リクエストとして、捉える
5.管理職の自己管理
学校法人ということで、対象者・管理職の皆さんも
教育現場の第一線に立っていらっしゃる方たち。
私の講座はどう映るんだろう・・・?
とドキドキしている部分もあったのですが
「詳しくわかりやすい説明をありがとうございました」
「コーチングの難しさを感じました」
「ふだんは部下の話をきくことが多い役割ですので、久しぶりに自分の話を聴いてもらえてうれしかったです。明日からまた、がんばろうという気持ちになれました。」
「管理職Versionだけでなく、教員Versionもお願いします」
「少しでも周囲の人が気持よく働けるよう、管理職として出来ることをしていきたいと思いました。」
「これから仕事場で実践していきたい。役立つと思います。」
「教員が学生への指導を行う上においても、とても大切なものと思います。」
「管理職自身が自分を見つめ、整理をすることができ、部下や現在の状況にどう対応するのかの答えを出す手掛かりが得られたと思います。良い研修でした」
「部下育成はどの部署でも課題を抱えていると思います。たくさんの気付きがあり、参考になりました。」
~といった感想をいただけました。
研修を終えた翌日。
うちの園の管理職2名から、「嬉しかった」と感想をもらいました。
「管理職って、ほめられることないから。」
ワークでもらったメッセージを、嬉しそうに見せてくれました。
管理職はがんばって、当たり前。
そうかもしれません。
もっともっと、と要求は増えるし、
出来てないとつつかれるし。
でも、本当はみんな、感謝している。
研修の中でワークを体感してもらい、
「気持ちを出し惜しみしないで、伝えましょうね。」
「関心を向けて、言葉を掛けましょうね~。」
・・・なんて話していたら、
今日はすごく優しい物腰で部下に声を掛け、
会話を楽しんでいる様子が見られました。
私も嬉しくて、つい会話に絡んでしまう☆
中心となる管理職自信が内側から輝いて、
好循環の輪を、回していきたいですね♪