沖縄 「保育の質を考える会」にて、
保育コミュニケーション研修を担当してきました。
一日の研修ということで、
1.保育現場におけるコミュニケーション
2.心が通い合う土台作り
3.伝える・受け取りやすいコミュニケーション
4.保育を見つめる
5.振り返り・まとめ
~という流れで、進めていきました。
まずは、日常を振り返りながら---
「質の高い保育とは?」という問いにアンテナを。
・一人一人の思いを受け止めるまなざし
・子ども一人一人が個性を尊重されている
・集団の中での安全・居場所が保証されている
・一人一人の動きを保育者や大人が見守っている
・子どもの中で何が起こっているのか?
気持ちの変化や成長を見極め、必要なかかわりができること
・子どもの「心の育ち」が尊重されている
・体調の変化に敏感に気が付き、適切な対応・配慮ができる
・「やってみよう」とチャレンジする意欲が尊重される
・安全な失敗から学び、
成長していける安全な場が保証されている
・「問い掛け」や待つことなどを通して、子どもが考える力を育む
・大人の都合ではなく、
子どもを主体とした保育が展開されている
~などを切り口に
それぞれにとっての質の高い保育について掘り下げ、
「そのためには、
保育者間でどのようなコミュニケーションが大切なのか」
・・・というところから、
◆給食・保育・学童…それぞれの立場で感じていること
◆相手が受け取りやすい伝え方
◆誤解が生まれてしまったときに
相手の背景を捉えながら、どう調整をしていくのか
~などについてワークや事例を通じて
グループで意見交換が盛り上がる
エキサイティングな一日となりました。
みなさん「保育あるある」が楽しかったようです~♪
*掲載に許可をいただきました♪
終了後に
「自分の価値が見いだせず、辞めようかと迷っていましたが、
ここに参加して頑張ってみようと思いました。」
~といった声をいただいて、感激でした。
答えは、現場にある。
みなさんの支え愛こそが、
子どもたちにとっての希望になります。
これからも沖縄の保育を素敵に支えていってくださいね!
<参加者の声を一部、ご紹介します>
グループワークをすることで、
自分たちの保育について伝えることも出来たし、
他の園の様子を聞くことが出来てよかった。
子ども、保護者、職員同士の
たとえをだしての講話だったので
わかりやすく、たのしかったです。
言葉は、使い方次第でいろいろな解釈の仕方があるので
相手の立場にたった、
思いやりの言霊を使うようにしようと思った。
他園の話を聞くことが出来て、とても興味深かった
人と話をすることが苦手なので、
どんな研修なのか不安もありましたが、話してみると、
共感できることや同じ悩みを抱える先生もいてほっとしました。
「伝える」ってすごく難しい事なんだなと実感しました。
講話の先生がおっしゃっている事、
殆どの人が共感できる内容でした!
好き嫌いあるあるなどは、
保育園も学童も同じだなと思いました。
20分の保育カフェはいろいろな話が聞けて
これからの為になったと思います。
保育士の方や調理の方、学童の方など、
本当に様々な職人の方たちと
コミュニケーションを取ることが出来たので、
とても良かったです。
まだ新人なので、勇気をたくさんもらえました。
保護者への対応の仕方も沢山あり、
活かしていけたらいいなと感じました。
コミュニケーションの取り方、仕事現場の良い空気の作り方、
いろいろ学ぶことが出来て良かったです。
もっともっと聞き上手になるために、
「あいづち」「身振り手振り」を使い、人の話を聞こうと思いました。
初めて会った方々に対しての
コミュニケーションの研修ということで、
苦手なんだよな〜と思いながらの参加でしたが、
終わってしまえば・・・笑顔で楽しく
時にはどうやったら伝わるのか
考えてしまう研修でした。
長時間有難うございました。
保育実務をされていて、心に入る話でした。
たくさんの保育者の方々からアイディアやあるある話、
オモシロい話を聞けてとても自分のためになりました。