こんにちは、松原です。
4月29日に保育者がやりがいを感じて
働き続けられる環境のための
「保育はたらき方カフェ」を開催いたしました。
多くの方に興味を持っていただき、
社会的な関心の高さを感じる機会となりました。
当日は、20名あまりの
新人さん・中堅さん・園長先生・現場から離れている方・
フリーの保育士さん・保育士の派遣紹介をされている方・
法人サポートをされている方・出版関係の方・保護者の視点を持つ方・
他業種で保育に思いを持つ方…などが参加されました。
1.『保育はたらき方カフェ』いきさつ
2.自己紹介
3.保育の現場のあふれる魅力と可能性
4.離れていく保育者と、様々なかかわり方
5.質と働きやすさを両立するために
6.今日の感想・明日からの一歩
~といった流れで、
堀 昌浩さんに保育のワクワクする面白さをお話いただいて
灯が点ったさまざまなな立ち位置のみなさんと、
保育を真ん中に様々な角度から〝場の声”が立ち上がる中で
エキサイティングであっという間の4時間となりました。
ご参加下さったみなさま、快くお話下さった堀さん
そして、興味関心を寄せてくださったみなさまに
心より感謝いたします。
<会の中で印象に残ったキーワードはこちらです>
・子どもたちの「つぶやき」から保育を展開
・ラーニングジャーニー:子どもたちの夢や願いをかなえる
・教育スタイルの変化 利己→利他へ
・「失敗」→「まだうまく行っていないだけ」
・キラキラした世界。未来は常に明るい!
・伝達会議:分かってる人は出なくてもいい。
・次から次へ主任が誕生する仕組みを
・「星座って星なの?誕生日かと思ってた!」
・アクティブラーニング?子どもたちは常にアクティブ!!
・トークノート:SNSで子どもの写真を投稿~監査も対応!
・人間関係のパワーバランスに疲弊
・新しいものを入れるときには、何かを止める
・10分間の昼令で情報共有
・183名の職員で情報共有。
共有とともに「課題について語り合う時間をいかに作るか」
・話をする時間を確保したい~午睡中に話をする
・クラシックを2時間黙って聞く時間~外で遊ばせてあげたい!
・若い子の意見を通すことができない
・押し付け保育・傲慢保育
・若い保育士が辞めてしまう…
先輩たちの意見が強い・居場所がない
・足並みをそろえることに気疲れ…これが保育?
・「男の先生が担任なの?」「すみません、僕です」
・技術ありきで保育は成立しない。
技術の本質を知っていること。
・つながりの中で多様性を認め合い、
生かせる環境を作る質の高い保育につながる
・パソコンを打てない先生はボイスメモを活用
・「もう、学ぶことはない」狭い世界での保育
・発信力。保育のプロの姿勢は知られていない。
だから、何をしているのか分からない。
個人も発信していく力を持たなくてはならない。
~そのためには、言語化していく力が必要。
~保育者の地位を上げるのは、私たち一人一人の発信力!
・休憩が取れない…「先輩、どうぞ!」
~園全体に配慮が回る流れを
・ない時間は作っていかないと!
・今やらないことを決めている
・保育の質は、保育士自身の仕事に対する誇り
・学ぶことで新しいことを手に入れていく。
十人十色を認め合う職員集団
・フリーの良さと、集団の良さ
・楽しんで保育していこう!
・多様性を知ることは自分を知ること
・保育の質ってなんだろう? 何に向けて?誰が評価する?
~子どもが輝いている保育が質の高い保育
やっぱり「語り合うって大事」ですね。
それぞれが気づいたり、心に灯がともったことを現場に持ち帰る中で
保育や日常ががさらに彩りを増しますように。
<参加頂いた方の中で、ご許可いただいた方の声をご紹介します>
いろいろな人とお話をして、
いろいろな考え方など知ることができてとても楽しかったです。
子どもの「つぶやき」から広げていく保育がとても印象に残りました。
こども主体な活動・・・そのためには日々アンテナを張る必要がありますね。
ここで学んだことを保育の現場で生かしていきたいです。
次回を楽しみにしています。
(佐藤エリカさま 40代 保育士)
参加してよかったです。いろいろなお話を聞けて大変勉強になりました。
堀さんや、出版関係・コーチングと立場の違う方からのお話も聞けて、
本当に良かったです。
堀さんの保育園のお話、とても良かったです。
他園の保育の様子を聞くことがないので、刺激になりました。
「子どもたちのつぶやき」を大切にしていきたいと思いました。
このような交流の場を作ってくださりありがとうございました。
(雨宮縁さま 40代 園運営サポート)
いろいろな立場の考えや似たようなに悩みも多く聞かれて
いろいろな保育現場の話が聞けて、とても勉強になりました。
堀先生のお話・取り組み、とても興味深かったです。
ありがとうございました!
(鈴木麻由美さま 50代 出版関係)
いろいろな立場の考えや似たような悩みも多く聞かれて面白い反面、
業務の部分では時代遅れなところも保育なのかと考えさせられました。
日々の中で自身の改善点を考え、追求していきたいと思いました。
堀さんの園で、半年後に連絡ノートを止め、デジタル化すること。
「何かを進めるためには、何かを止めなければいけない」とのお話から
学ぶものがあったと感じました。
とても充実感がありました。また次回もお邪魔したいです。
楽しみです。
(木村涼さま 20代 フリーランス保育士)
保育の質・働きやすさ…これからだと思いました。
楽しいが増えていくようにしたいです!
具体的な働きかけをもっと知りたいです。
もっと子供らしさを広げていけるように頑張りたいです。
(橋本信子さま )
大変良い時間を過ごさせてもらいました。保育に携わる方たちとお話しする中で、
なぜ自分が保育園に関わりたかったのか、再発見できたと思います。
現場にいる方の声は本当に貴重でした。
○堀さんのお話「いつ、どこで、どんな人に」教えられたのかわからないのに、
残ってしまうもの。⇒無意識に落とし込まれた思い込みが、
どんな世界観をつくるのか。私もここを大事にしたいと思いました。
○現場のお話 実際に起こっていること・休憩が取れないなど、
現実レベルの解決も非常に重要だと思いました。
(川添 香さま 60代 コーチ・システムコーチ)
保育現場をめぐる様々な思いをみなさまから聞けたことが良い学びになりました。
「多様性」⇒子どもの多様性を認めるために
保育者も多様性を認め合う必要性
「無償の愛」⇒根本でもあり、本質だと思いました!
今後ともぜひ参加したい。
ディスカッションの時間がもっと欲しくなるほど楽しかったです。
(二階堂葉月さま 27歳 大学院生)
保育に対する熱い思いを持った方ばかりで良かったです!!
いろいろな視点をいただけたので、園に持ち帰ります。
休憩を取れないとか、先輩の言うことに意見できないとか、
まだまだ古い考えの園があるんだなぁと思いました。
保育について語り合えることが良かったです。
自園ではできよさだと思います。
(和田恭代さま 40代 施設長)
最初は、どんな会かドキドキしていましたが、
いろんな方々とお話できたこと本とに楽しかったです。
やはり。さくら保育園のお話最高でした??理想ですね。
今、知りたいとか、悩んでる事を紙にかいてもらい、
それを箱の中に入れて、1枚ずつひいて、
それをお題としてディスカッションできたら楽しいですね。
本当に、世の中色んな人がいるんだって思いました。
まだまだ、知らない世界があり、
「働き方カフェ」のネーミングがとても身近に感じて
とても参加しやすかったです。
(アライちゃん 40代 派遣元責任者
無資格の先生達を一人でも多く保育士に??
保育の楽しさを知ってもらうために頑張ってます。)
* * * * *
「保育はたらき方カフェ」ですが、
好評につき定期的に開催していくことにしました。
次回は10月27日(土)13:00~で「ICT活用とはたらき方」をテーマに、
玉川大学と一緒に保育者のICT活用について研究をされている
ハッピードリーム鶴間
土橋一智園長先生をお迎えしてはたらき方カフェをします。
*場所は同じ場所を予定しておりますが、
人数によっては周辺で変更することがあります
★お申し込みはこちらからお願いいたします。
ぜひ、ご予定を開けておいてくださいね!
また、一人でも多くの方のお役に立ちたいので
お友達やお仲間で役立てそうな方がいたら
お知らせいただけると嬉しいです。