11月14日に焼津市で開催している
「保育リーダーのための成長し続けるチームを作る勉強会」
5回シリーズの中の4回目を開催いたしました。
今回のテーマは、
保育園でリーダー・主任・園長としてかかわっている方が
会議や打ち合わせでもどかしさを感じる
「もっと意見を出しほしいのに・・・。」
〜という課題。
じつはそこに集まる人との関係性によって話しやすさが変わってきたり、
立場や役割によって人の振舞いも変わってきます。
そういったことを「場」の前提として持ちながら、
引き出す力=コーチングのかかわりを入り口に
さまざまな人が思いを伝え合えるための場作りについて考え、
実際にセッションや語り合いを行う中で
気付きを深めていく時間になりました。
<当日の様子は、以下の通りです>
1.語り合いの場作り
・人と人をつなぐ場
・人を取り巻く空気感
・関係性によって変わってくる“場”
〜という概念を踏まえて、園にある様々な場に思いを馳せました。
2.引き出す力は信じる力
人の想いを引き出すときのコーチのスタンスを
話し手・聞き手・オブザーバ—それぞれの役になり、
ワークで学び合いました。
3.意見が出やすくなるためのインストラクション
何について、どうなってほしいための意見を求めたいのか。
意見を募る側も、意外と得たい成果が不明確な場合があります。
そこを、整理してみました。
4.場から立ち上がる声に、耳を傾ける
心のハードルを下げることが大切ですよ、というお話をした上で
実際に、「育成」をテーマに話し合いを行ってみました。
そこから・・・「場の声」に耳を傾けること。
場が求めていることに寄り添いながら、
答えを導き出していくことの大切さをお話しし、振り返りを行いました。
ふだん、何げなく接しているたくさんの場ですが、
あらためて“場”という概念について考えることで
どのように場にかかわるといいのか。
話しやすい場にできるための配慮や工夫にアンテナが立つ時間となりました。
きっと、日常の中にたくさんの本番があるのではないでしょうか。
皆さんのご活躍を、心より応援しております!
<参加者の声を一部、ご紹介します>
人によって場が変わるというお話を聞きながら、
園の姿を思い浮かべ、そうだなと再確認した。
グループの話し合いでは、今 自分がこの場にいることのすごさが感じられました。
学べる場にいることができて、良かったです。
話すことで、自分側から案くても先生たちが教えてくださったり、
また 自分の考えを伝えることができてうれしかったです。
場の声を言葉にすると、前に進むというのが印象的でした。
もっともっと“場”の中で、その場が求めていること・
その人が求めている・言いたいことは一体何かを
理解していかなければと思いました。
席替えもあり、いつも新鮮な勉強会だな〜と思います。
コーチングが難しかったです。
引き出し方によって変わってくるな、と思いました。
答えは自分の中にあるということが印象的でした。
発言が貢献であるということ。
場に貢献しているんだという意欲が深くなりました。
■次回、1月12日(金)は5回シリーズの最終回。
「チーム全体を導く・あなたの宝を受け継ぐ・リーダーとしての成長」
というテーマでの勉強会の後、打ち上げを行います。
なんと・・・懇親会会場の店長さんが
マグロの解体ショーをご披露くださることになりました!
楽しみですね!!
みなさんと一緒に日々の中で感じていることやこれからに向けて
思いを分かち合う時間にしていきたいと思っております。