保育士不足が課題となっています。
一方で、保育士側としては
「質の高い保育」へ向けて求められることが増え、書類が増え、
日々心が忙しい疲弊した空気感の中で 転職を考える人も少なくありません。
新しい保育士を求めること以上に大切なのが、
ずっと働いてきてくれた先生たちが、
これからも園の軸として活躍し続け
支えていってくれることなのではないでしょうか。
大切な保育士さんたちに長く続けていってもらうため。
また、保育士さんが 好きで就職した今の園で
これからも清々しく働いていくためにも。
大切なのが、職場内のコミュニケーションです。
保育は、コミュニケーション労働。
「暗黙の了解」「言えないムード」「こう着した空気感」を見直す一歩を見つけて行きませんか?
職場風土とは、職場の文化や空気感など、働く側にとっての暗黙ののようになっていることです。
「言えない」風土を「伝え合う」風土に変えることでも、
園内の空気感がガラッと変わります。
・「職員のモチベーションを大切にしたいなぁ」と感じている方
・「なんだか園内の雰囲気がザワつくけれど・・・
居心地の良い園にしたい!」と感じている方
・せっかく入った職員が、なかなか定着しなくて困っている方
・リーダー・主任・管理者側の立場にいる方で、
職員間の関係性を良い方向に導きたいと感じている方
ぜひ、参加してきっかけを見つけていきましょう!
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保育士さんが、保育のやりがいを純粋に感じられる
働きがいを感じられる職場が増えてほしいと願っている私としてもとても思い入れがあり、
近年 ニーズの高まってきているこちらのテーマ
「働きやすい職場を作る職場風土講座」
を12月9日18:00より開催いたしました。
当日は、
1.職場を形成しているもの
2.職場風土とは <保育園の職場風土例>
3.自園に思いを馳せる
4.「保育者が続けやすい職場」とは
5.これまでの風土への感謝と、これから
6.明日への一歩
〜という形で、
参加された先生たちの関わってきた園と、
変化を受け入れる難しさについて
プロセスワークをひもときながら考えるひと時でした。
<参加者の感想を一部ご紹介いたします>
自分の一方的な思いだけでなく、 相手に寄り添うことの大切さを痛感しました
今が保育の過渡期ということが具体的にイメージできました。
昭和の保育と平成の保育との隔たりについての見解がとても分かりやすく、理解できました。
人が変化を避けることからの 居心地の良さを求めることなども、印象的でした。
出来ることをみんなで見つけていきたいと感じました。
ソフトな話し方と受講者の話を聞いて必ずプラスの言葉で返答くださるのでとても嬉しく、
私自身も普段の会話で取り入れていけたらと感じました。
いつもの職場にアンテナを立てていきたいと思います。
なかよしクラスではなく、信頼関係で話し合いながら意見を言える関係づくりをしていきたい。
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あさか保育人材養成学校の受講生さんでは
節目ごとに会いにきてくださる方もおり、
お一人お一人の成長や変化が感じられるのも嬉しいことです。
ほかの世界を体験してきたからこその視野の広さを是非懐の広さとし、
現場を支えていただけると心強いと感じました。