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鎌倉市幼稚園協会「主任のためのコーチング研修」

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鎌倉市幼稚園協会にて「主任のためのコーチング講座」を担当させていただきました。

長からは園の方針や業務を依頼され、
現場からは「見てほしい」という願いを受け・・・
板挟みの葛藤を感じる、主任という立ち位置。当日は、
●主任の業務におけるコミュニケーション
●後輩指導とコーチングのエッセンス
●保護者とのかかわりをスムーズにする
~を中心に「現場の答えを引出すコーチングコミュニケーション」を行いました。

<以下、レジュメから内容をご紹介します>

1. 主任の葛藤とは
①主任として求められること
‐現場から 「話を聞いてほしい」「理解してほしい」
「アドバイスが欲しい」
~寄り添いたい気持ちと、出来ることの限界

‐園長から  園全体をまとめていくリーダーシップ
園の方針を現場へ伝える
~自分の気持ちと、板ばさみの立場で起こる葛藤

‐個人として 周囲から見えているのは一面であり、
~立場上誤解されやすい。
②育成の課題
●「見て盗め!」は通用しない
‐時代の変化とともに、コミュニケーション量・質も変化
‐体験の質・量がアンテナにつながる
‐指示待ち型、気づけない
‐自分でやった方が早いため、いつまでも育たない
⇒どう、育てていくか?かかわり方を変える必要がある。

●基本的生活習慣の指導「どこまで指導すればいいの?」
‐常識の認識のちがい
‐仕事・プライベートの区別など
‐本人の人生の課題?
⇒仕事の側面から指導アプローチすることで、成長も

③保護者とのかかわり
‐保護者の役割が理解できていない
‐不器用、コミュニケーションに不慣れ
‐「忙しい」「見てほしい」保護者

<園内の足並みを整えるためには・・・?>
・連携・意思疎通・情報共有の課題 ⇒共に進む姿勢
・伝えたはずが、伝わらない?! ⇒寄り添い・確認
・意見を出し合える、主体的な職員集団 ⇒自発性を引き出す

2.コーチングとは
対話によって自発性を引き出す、人材育成に有効な手法。
馬車が人を目的地まで運ぶことに由来し、
コーチングを受ける人(クライアント)を
目的達成へと導くことを指す。
大前提は、「相手の中に、答えがある」
People are Naturally Creative, Resourceful and Whole
(人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である)
–CTI  コーチングバイブルより-

傾聴・承認・問い掛けなどを通じて、内側にある可能性を呼び起こす。
~ふだん何気なく行っていることを意識的に行うことで、効果が高くなる。

現場に生かす視点として―――
「職員は、園は、答えを持っている。」
・・・という視点から、可能性を呼び起こす。

●デモコーチング
☆パターン1
☆パターン2
~2つのちがいはなんでしょう?

①  ペーシング
【ペーシングとは】無意識の部分を相手に合わせることで、相手が心を開く
(信頼関係のベースを整えること)
・笑顔(あなたの存在を受け入れていますよ、のサイン)
・呼吸・言葉・場・仕草・声の大きさ/高さ・視線・ペース)
・あいづち・うなずき(「あなたの話を聞いています」「理解しています」)
~を相手に合わせること

*ペーシング体験・感想・活用できそうな場面

② 承認
【承認とは】存在を認めること
承認は、心の栄養になる。心が温かくなるような承認の言葉かけを!
→自信が付き、モチベーションが高まる
2つの承認:「無条件の承認」と「条件付けの承認」

「無条件の承認」
在り方・過程・上手くいっているところ・成長に焦点を当てる
・「おはよう」「おつかれさま」といった挨拶や、笑顔。
・「あなたはここにいる価値がある存在ですよ」というサイン
・本人の人となりで良いところ~「愛されキャラだよね」など
・保育でがんばっているところ・認めているところ
~「手遊び、上手だよね」「記録の書き方、上手になったね」
・努力している姿・過程への励まし
「なかなかうまくいかないかもしれないけど、
がんばっているのは分かっているからね。もう一息、頑張ろうね」

「条件付けの承認」
何かができた時・上手くいった時に掛ける承認の言葉
・任されている仕事がうまくいったときに「良かったね!」
・ピアノがうまく弾けたとき「うまく弾けたね!」
・評判が良かった時「楽しかったって声が聞かれたよ!」
成果が出た時には成果を承認し、喜びを分かち合いましょう!

育成者の期待値に届かないと、ぎくしゃくしてしまうことも・・・。
結果につながらなくても、努力をしている姿勢を認めていることを
まずは声に出して伝えましょう。

*同じグループメンバーに対する承認のメッセージを書いてみましょう

*あなたの後輩       さん への承認を書き出してみましょう!

③ 質問
【質問とは】学びを自分の力に変える“問い掛け”
人は問い掛けられると、思考が回り始める。
⇒受け身だった人にも、スイッチが入る!

「どう伝わりましたか?」
(⇒伝えた内容を相手がどう受け取ったか、どこまで伝わったかの確認)

「どう感じた?」
(⇒相手に起こっていることを知ることで、
次にどうかかわればいいかが見えてくる)

「○○について、どう教わりましたか? 」
(⇒本人の中の認識を知る機会になる)

「何が原因ですか?」
(⇒原因を自分で探りに行く時間を持つ)

「この体験から、何を学びましたか?」
(⇒体験からの学びを引き出し、教訓・知恵にする)

「今後、具体的にどうしていきますか?」
(⇒注意すべきこと・心掛けることなどを引出し、今後につなげる)
~など

※“問い掛け”の注意※
誘導尋問にならないように!~心的なプレッシャーで逆効果になる
問い掛けは、あくまでフラットに。
「相手と一緒に考える」ようなスタンスが良いでしょう。

●行動から得た学びが、成長につながる
出てきた答えはすでに伝えていたこと・教えていたこと?!
体験を振り返り、答えを見つける2つの意味
1.新たなアンテナが立ち、学びを吸収する姿勢ができる
~素通りしてしまった情報を、あらためて受け入れる準備ができる。

2.本人のキャパシティー(容量)に余裕を作る!
問い掛けにより、脳内が整理されていく。
自分で答えを出すことによって情報がつながり、“知恵”になる。
④観察・フィードバック
<観 察>
相手は、自分の状態になかなか気が付かない。
客観的に様子・気持ちの変化・表情の変化を観察すること。

<フィードバック>
観察によって感じたことを伝えること。
発しているサインを受け止め、伝えることで、
相手に気づきや変化が起こる。

⑤ 可能性を信じる
今見えている姿と、内に秘めた可能性。
あなたの部下にはどんな可能性が眠っているでしょうか?
可能性を信じてくれる人の存在が勇気づけにつながり、
次の行動へのモチベーションとなります。

*あなたの後輩    さん の秘めている可能性を書き出してみましょう!

【ワーク : コーチングセッション】
●コー チ役:質問を中心としたかかわりで、気づきと学びを深める
●ク ラ イ ア ン ト役:ここまでの気付きについて話をする
●オ ブ ザ ー バー 役:観察・フィードバックをする

<メモ>

<セッションからの気づき>

3.日常の中での工夫
・コーチングの応用:会議で意見が出やすい工夫
前提:「現場は答えを持っている」ことを信じる。
課題と感じていること・背景・出してほしい意見の内容などを話した上で、
場に質問を投げ、人の表情を観察し、変化をフィードバックし、
出てきた意見を承認する。~全体の意見をまとめていく。

・相手の受け取りやすい伝え方のコツ
一方的に伝えるのではなく、相手にとって良いこと・行動の意味を言語化することで
視野が広がり、アクションへのハードルが下がる。
●黄金ルール:相手にとって意味があること + 伝えたいこと + 寄り添い

・チーム内での、日ごろの承認・信頼関係
保育はチームで行うもの。個々の力が合わさって、信頼される園となる。
保育士間・保護者も、子どもの育ちをサポートするチーム。
安全な場・安全な関係・信頼の土台を心掛ける

・フォロー・サポート
主任だって、人間。人は、完ぺきではないがゆえに素晴らしい。
一人で抱え込まず、お互いに相談・声掛けをする習慣を。

・情報共有
情報は水もの。流れを止めず、関係者間で意識的に共有を。

・成長を喜び合える関係性
相手に関心を持ち、小さな成長・取り組みの姿勢・変化に気づく習慣を
一緒に喜び合う関係性が、双方のモチベーションにつながる

<明日からの小さな一歩は何ですか?>

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みなさんの思いが現場に届き、

お互いの思いが響き合う中で

子どもたちの健やかな成長を笑顔とともに見守っていけることを

心より、応援しております!

【参加者の感想を一部、ご紹介します】

ふだん何気なくかかわっていること・話していることを
あらためて見つめ直させていただ
きました。
悩んだらコーチングを思い出し、職員一丸となってより良い園となるよう
仲良く楽しく今後もがんばります!

ふだんモヤモヤしていたことが、どのように解決につながるのかの
“方法”を知ることが出来た。

相手の話を聞く・承認することの大切さ
→当たり前のことでも声に出す大切さを感じました。

短い時間でも、相手に向き合う大切さを感じました。
その時間のやり取り・心の通い合いがあるのとないのとでは
その後の関係性が変わってきますね。

主任になりたてのタイミングでこの研修を受けられてよかったです。
承認をできそうで自分の考えを言いそうになっていたり、
オブザーバーの立場を経験させていただき、客観的に見ることをあらためて心得ました。
他園の先生とのセッションが良い経験となりました。

短時間の中でお話と経験の時間をありがとうございました。
コーチの役が難しかったですが、すべてできなくても徐々に身につけて行きたいです。

職員会議での意見の交流のしやすさは、まず相手を承認することから。
ここを大切にしていきたいと思いました。

この時期に、今日の講演を聞くことが出来、とても良かったです。
いま悩んでいること・後輩指導・保護者への対応・
人とかかわるうえで大切なことばかりでした。

全てが参考になりました。明日からの保育で実践していこうと思いました。

先生のお話がとても上手であっという間に研修が終わってしまいました。

今後自分がどんなふうに主任として頑張るべきなのか、ヒントをいただきました。
小さなこと・できることからはじめます。

先生のお話しする姿を見て、エネルギーを感じました。
少人数の研修にいろいろ工夫・下準備いただき、感謝しております。

一人一人の話を聞いていることの大切さを改めて感じました。
小さなことでもできたことをほめていく・
認めていくことの大切さもあらためて感じました。

今の悩みを他の先生方と共有できたこと・
松原先生の一言一言に励まされました。
全てのお話に心を軽くしていただき、
自分の心のゆとりのなさを思い知らされるとともに
ベテランの先生方にも同じ悩みがあることに少し安心しました。

なんて自分は何もしてこなかったんだろうと、恥ずかしくなりました。
明日からすぐにでも 今日伺ったお話を実践していきたいと思います。

ふだん自分がほめてもらうことがないので、
お二人の先生にほめていただけたことがとてもうれしかったです。
職員会議でも取り入れてみようと思います。

4月からの自分の姿を見直せた時間となりました。
グループの先生方と初めて話したのですが、
初めてとは思えないほど話しやすく、共感できるものが多くありました。
職場でもこの環境が整えられたらと思いました。
密に実りある会話が出来てよかったです。

年代の壁・トップとの考え方などで悩んでいましたが、
今日 色々なお話を聞けたことで気持ちが少し楽になりました。

「人は皆答えを持っている」…新人の子にはつい、
自分が今まで経験してきた保育ややり方を教えてしまいたくなってしまいますが
信じて見守ることも大切なのだと思いました。

私が今一番苦心している職員の育成について、
多くの情報をいただき 本当に有意義な時間でした。
まず、ペーシングから始めてみます。

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