【いただいた質問にお答えしますシリーズ】

Q.自分自身を輝かせる気持ちの持ち方

自分との向き合い方、自分のモチベーションアップについて、教えてください。

A.とことん味わい、自分の中にある答えに耳を傾ける

こんにちは、松原です。

さまざまなことがある現場の中で、
ときに受け止めきれない現実に揺らされてしまったり。

モチベーションが下がり、
なかなか周囲の人にやさしく接することが出来ないことも
あるかもしれません。

それは表には見せないだけで、おそらく誰もが一緒です。

「人間だもの」- 相田みつを -です。

無理に元気を出そうとしない

こういった時、無理に
「意欲を出そう!」
「がんばろう!」
「引っ張って行かなくちゃ!」
とご自身を奮い立たせると、やるほどにつらくなり
家に帰った後に反動で動けなくなることもあります。

本来は家はプライベートな空間として
リラックスできるはずの場所ですが
本末転倒になってしまいますね。

そんな時は、あえて「揺れている自分」を、
とことん味わってみましょう。

感情・感覚を味わい尽くす

不安を感じている気持---
どうしていいかわからず、途方に暮れている感じ---
恐さを感じている自分---
なぜか、やる気が湧いてこない状態---

これらを頭で判断したり批判するのではなく
ただ、「味わい尽くす」のです。

身体の感覚に意識を向けてみて下さい。
何を感じますか?

たとえば、
・そこはかとなく震えが湧いてくる
・胸がこわばった感じがする
・力が抜けて、入らない感じがする
~などなど。

ただ、その感覚に焦点を当てて
ゆっくりと息を吐き出したら
またゆっくりゆっくりと息を吸い
十分に味わってみてください。

しばし、その感覚に身をゆだねます。

時間にして10分~15分ほどでも
このように頭で考えず、
気持ちや感覚に正直になる時間を持ってみてください。

ただ、これだけです。

不思議ですが、少しずつ感覚が変化し
物事の捉え方や感じ方が変わってきます。

ここで大切なことは、
「結果を急がない」ということです。

結果を焦らず、自分の中にある答えに耳を傾ける

つい、焦ってしまう考えも浮かぶでしょう。
けれどもこの体のサインに耳を傾ける時間を大切にして下さい。

そうする中で思い浮かんでくる考えや不安を
ノートに書き出してみるのをおすすめします。

次第にスッキリとした感覚になり、
自分が何に立ち止まっていたのか?
気になっていたことや真の課題が明確になってくるでしょう。

考えるのであれば、そこから。

このテーマを越えることは、これからの自分にとってどんな意味があることだろうか?
どんな成長のチャンスにつながるだろうか?

~と、自分に問いかけてみてください。

きっと、分厚い雲の隙間から強い光が差すように
希望に満ちたひらめきが降りてくることでしょう。

迷いを抜けた後の、やる気がみなぎる表情は
結果的にあなたを輝かせ
周りの人を勇気づけます。

無理にモチベーションを上げようとせず、
自分の中にある答えに耳を傾ける時間を、大切にしてみてくださいね。

応援しております!

<関連記事>
【うめちゃんねる】育成の悩ましさ

新人指導は「経験のないこと」をフォローしていく気持ちで

【うめちゃんねる】11月15日は「子どもの気持ちの寄り添い方」

不安と混乱の中で大切にしたい3つのこと

【いただいた質問にお答えします】寄り添うほどに、「思い通りになる」と勘違いされてしまう

自分で自分を認めること~誰かに褒めてもらうのを待つのではなく