こんにちは。松原美里です。

2月26日付の政府発表における
新型コロナウィルス感染対策方針を受けて
みなさまにおかれましても不安と混乱の中で過ごされていることと思います。

オセロがどんどんひっくり返るように、
これまで良しとされていたことや認識・価値観が変わり、
社会に否応なく変化がもたらされる。

社会が”菌”によって変わっていくんですね。
結果的に、行事の縮小化や働き方改革も進んでいくことでしょう。

目まぐるしい変化の中で、大切なことは何でしょう?

・受け入れる力
起こってしまったことを変えることはできません。
コントロール不能なことに翻弄されるのではなく、まずは受け入れ
その先を見据える目線を持ちましょう。

・地に足をつけて、考える
こういうときほど、偏った情報に流されず 地に足をつけて
様々な角度から情報収集をし自分の頭・感性をフル稼働して考えること。

・恐れからの行動ではなく、愛からの行動を!
恐れからの行動=不安に突き動かされての行動は負の連鎖につながります
・・・ではなく、
愛からの行動を=こんな時だからこそ、何を大切にしたいのか?
対策の手はすべて打つ。その上で、まずは抵抗力を高めること・
菌に打ち勝つことができる体づくりなど

これから先に起こるであろうことを予測していくと

*テレワークや休校が相次ぐ中でも、仕事をしている間は、
親御さんは子どもを誰かに見ていてもらう必要があります。
そのため、保育のニーズは在り続けることでしょう。

~保育者が疲弊せず、踏ん張り続けるためにも
職場内でのお互いへの心配りを(ちょっとした愛をお互いに💛)大切にしていきましょう。

*不安感・苛立ちをどこにぶつけていいのかわからない人が増えるであろうことから、
保育者がその対象になることもあるでしょう。
~その際は、「この人は心が疲れているんだな」と慈愛の目で受け止めつつ、ご自身の心を守ってくださいね。
そして、ご自身も自愛の時間をいつも以上に大切にしてください。

*社会全体において対面コミュニケーションの機会が減っていくことにより、
一体感を感じる機会が減り、個別化・分断が進む中で
不器用な人・双方向のコミュニケーションが苦手な人がさらに増えていくでしょう。

今回すでにいくつかのIT企業の方が有志で無料のネット授業を展開し、
申し込みが殺到していることから、こういった取り組みが注目を集め、
「やってよかった事例」として紹介されることが増えると
小学校以降のいくつかの教科が今後、
動画やネット等での授業に変わることも増えていくでしょう。

とはいえ、ICT化の進む社会においては
「人にしかできない」かかわりが重要なはずです。

~機械にとって代わることのできない
人のぬくもりや葛藤・双方向のやり取りの中で育まれる感性などは、
どこで身に着けていくのでしょうか?

ここであらためて、保育者の存在にフォーカスが当たります。
人間にとって大切な幼少期に、プロの目線で
子どもの育ちを最優先に捉えて必要なかかわりをしてくれる
何物にも代えられない保育者の存在が社会を豊かにしていく鍵となります。

*前項でも挙げたように、これからはコミュニケーションの質・
関係性の質がより重要視される時代になります。

ZOOMでのオンラインサロンをはじめとして、
どのような形で コミュニケーションの筋肉を鍛える機会を提供できるかを 模索していきたいと考えております。

一緒に新たな時代の扉を開けていきましょう。

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