こんにちは、松原です。
保育現場のICT活用…
あなたの園ではどのように捉え、向き合っていらっしゃるでしょうか。
機能の種類を挙げるだけでも、
・登降園管理
・指導案
・日誌作成
・保護者とのコミュニケーション
・写真販売
・睡眠チェック機能
・園児情報管理(個人記録など)
・職員管理
・保育料請求
・送迎バスの位置情報
・健康管理
・自己評価システム
~などなど、多岐に渡ります。
最近は東京都キャリアアップ研修 マネジメントの中でも
ICT活用についての項目が設けられており
グループディスカッションの中では
「うちの園ではここまでやっています」
~という声を驚きとともに見守る人もいれば
なかなか現実的に考えにくい現状の園もあり、温度差は様々あるようです。
私自身、20年あまり前に保育園に就職した際は
All手書きの書類が当たり前でしたが、
児童養護施設勤務時代の途中から
書類のワープロ化という指令が下り、あたふたしました。
フロッピーディスクに慣れたころ、
「今度はPC!?」「windowsって何!」
~という変化に必死でついていこうと、
日々の子どもの様子は手書きで書き加えながらも
必死でキーボードを打ちながら
児童相談所のケースワーカーへの状況報告書を打っていました。
その後、コーチングの勉強や事業の開始を挟んで
数年ぶりに戻った保育の現場:学校法人立の園では、
IT系の専門学校を持っていることもあり、
PCでの書類作成・サイボウズでの情報共有等が自然と進んでいきました。
私はその頃には ALL About「育児の基礎知識」ガイドにて
PCやネット活用の学びをみっちりと体験させていただいていたため
すんなりと適応ができましたが、
40台前後~50代の保育者の中には
「スマホやラインがやっと」という方もちらほらおり、
PCに「慣れる」ために 時間を作って
打ち込みゲームをやってもらったりもしていました。
ICT活用について、個人的には
とても助かる部分・喜んでお願いしたい部分と
メリットデメリット・要検討など、
園の状況によっても悩ましい部分があるのではないかと感じています。
感じていることとしては、
○子どもの出席人数・時間・計算など
必要な数字を計算する手間が省ける
~保護者からの入退室時のログインの習慣が付くまでは漏れなどがある可能性もあるので
その辺も踏まえての管理~徐々に適応していけるといいですね!
○写真一枚ずつチェックされた写真の番号と料金を確認して、
該当する写真を焼き増して配布する職員の手間が
写真をネット上から買うことができる仕組みによって、
「UPするだけ」になり、ラクになる
~園が焼き増しするよりは少々割高になる部分はありますが、
手間が減る分だけ保育に集中できる点が保育者の魅力です。
○保育書類について、ポイントを押さえて必要な部分を変えていくことで
時間短縮と効率化が図れる一方で、
考えずに、コピペで楽をしてしまう危うさ。
=子どもを見て行うべき必要な仮説検証を抜かして、ラクに走ってしまう恐れ。
~見るべき「ポイント」を
現場内で語り合い、落とし込んでいくプロセスが必要ですね。
○さまざまな機種があり、
自分の園には何があっているのか 見極めが難しい。
送ってもらう紙面を見比べているだけだと細部までのイメージがしにくく、
必要なサービスを追加していくと年間で相当な額になってしまい、現実離れしていくケースも。
一社一社呼んで話をしてもらうと断りにくくなる側面もあるため、
どこがどう違うのか、どのシステムを自分たちは必要としているのか、
じりじりしながらも踏み出せない園も少なくないのでは?
○導入への金額の壁~予算をやりくりする必要がある(ICT導入に関する補助金も有り)
無料で活用できるサービス部分を有効活用し、有料部分については順次検討していく園・
・機能を組み合わせることで負担が少なく活用ができる仕組みもある模様。
~その辺は、実際に導入している園からの情報教諭が大変ありがたいですね!
○ICTに慣れ親しんだ世代と、あまり触れてこなかった世代との間の
仕組みを導入していく上でのギャップをどう埋めていくか?
-柔軟性あるリーダーと保守的なリーダーの元で、
ICT化に踏み出すタイミングもばらつきがある模様。
○自治体によっては「エイッ!」と踏み切ったものの、
仕組みを把握するだけで半年掛かってしまい、
なかなか効果を実感できないままに業務がかえって増えてしまい
頭を悩ませているというケースも…。
~と、思い当たるところもあれば
「うちの園ではこうして進めていますよ」というところもあるのではないでしょうか。
保育の中で求められることも多くある中で、機械に任せていいところはどこなのか?
質の高い保育~機械には変えられない、
大切な人のぬくもりとして紡いでいく部分はどこなのか?
他園ではどうしているのか?
まずは、やりやすい一歩をどう創っていくのか?
~などなど考え始めると、なかなか悩ましいテーマでもあります。
こんなテーマこそ、
いろいろな園の実践・考え方を聞いて
語り合う中で、それぞれの答えを見つけて行きませんか?
そんなちょうど良い機会が、10月27日にあります。
ぜひ、ご活用ください。
保育はたらきかたカフェ ~ICTとはたらき方
■時 間 13:00~17:00
■場 所 サイボウズ 本社
〒103-6028
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階(受付)
■当日の流れ
12:30 受付開始
13:00 会スタート!
1.はたらきかたカフェとは(松原)
13:10
2.「はたらき方を考えるために~経営者(園長)の姿勢の重要性~」
サイボウズ社長室 松村克彦氏
*はたらき方を考えるために
*経営者(園長)のあり方の重要性
*サイボウズのICT活用で保育・学童等で好評なツール
13:30
3.「保育のICT活用とはたらき方」
ハッピードリーム鶴間 土橋一智園長
*保育で今模索されているICTの方向性
*ICTを活用しようと思った理由
*導入し始めてからの現場の反応・その際心がけていたこと
*円滑に進むようになって、現場が変化したこと・良かったこと
14:10 休憩
14:20
4.語り合い について 場のルール共有
テーマ1 ・ 全体シェア
15:00
テーマ2 ・ 全体シェア
15:40
テーマ3 ・ 全体シェア
16:20
5.全体の気付きと振り返り
17:00終了
■日 に ち 2018年10月27日
■時 間 13:00~17:00
■場 所 サイボウズ 本社
〒103-6028
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階(受付)
■参 加 費 500円
▼詳細はこちらから
▼お申し込みはこちらからお願いいたします。
ご一緒できるのを楽しみにしております!
■アクセス
- 東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線:「日本橋駅」B6出口直通
- 東京メトロ半蔵門線・銀座線:「三越前駅」B6出口より徒歩3分
- JR:「東京駅」八重洲北口より徒歩10分
*7階受付にて入館証を受け取り、ご入場いただくか
申込時に返信メールにてお伝えする電話番号へ当日ご連絡ください。
■参 加 費 500円
*おやつ、飲み物付き!
*経費の残りは、CAMPFIREの「北海道地震支援金」プロジェクトへと寄付させていただきます。
【CAMPFIRE】
https://camp-fire.jp/projects/view/96881
■お申し込みは こちら から
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