おおぞら研究所 主催
園庭の研究会 ふたつの「やってみたい」を満たすためにに参加してきました。
今回は、外遊びで育つ子どもの「育ち」効果を改めて実感するとともに
いま日本中で公園のおもしろかった遊具が撤去されたり、
子どもが遊べる環境が限られてきている現実がありますが・・・。
あらためて、私も 父親の釣りについて行って川の周辺を散策していたこと・
暇なときは自転車で網走の野山に探索をしにいったりと
環境に育ててもらって今があることを実感し、
こどもにさまざまな環境を体験させてあげたいなぁ〜と思いました。
外の環境と、人としての環境。
保育者がこどもの様々な体験や気づきを握る存在であることをしみじみ感じ、
日本中の保育者を通して子どもにプレゼントできる可能性をどう広げていけるだろうか?
私がいただいている、「研修」という機会を通して、
可能性を広げる″模索の旅”の始まりにもなりました。
やっぱり、学びはわくわくしますね。
豊かな時間に感謝です。
印象に残ったことを、こちらにシェアしますね。
<大豆生田先生・木村歩さんの対談より>
・作る~おもしろい~会話する
・外から来た人が「こんなものあるよ!」
・環境と人とのやり取りを行き来する
・選択の自由を保証する。
・子どもの「やりたい」を大切に
<安全の観点から 井上さん・猪熊さん>
・「子どもは怪我をしながら学んでいくのよ」
~怪我にももいろいろな程度や種類がある。
・リスクとは、許容可能な水準に抑えられていること
・安全への許容・・・保護者も育っていく。
・ハードは環境、ソフトは人の在り方。
・園庭遊具:「これは屋台だから、上に乗ってはいけない」
~屋台だと大人が決めているだけ
・ある園でのお約束
1.てつだわない
2.けしかけない
3.ばかにしない
・お手製のブランコに並んでいる時間・・・
やり方を見て学んでいる。環境を通じて心の準備をしている。
●実践報告
子どもの写真や動画・エピソードを中心に、ほっこりするものが多くありました
≪プライバシー保護の観点から、シェアが難しく残念です≫
参考までに、こちらをご覧くださいね。
*鳩の森愛の詩保育園
*乙房こども園 刀坂園長のインスタグラム
*三瀬保育園 HP
<大豆生田先生 講演より>
・ブランコを通じてから得られること
「めまい」の体験~メランコリー、揺れの時間
人間関係のやり取り~待つ、交渉、競争、共有、会話、
・一人一人を大切にしながら、みんなに共有する
一人のこの発見が大きな発見につながる
・環境は再構成するもの
・園庭:多様な運動発達を体験できる
高低差・登る・下りる・くぐる・
~外遊びをする子は運動能力が高い
・ガーデン型園庭
草原・草花を使った色水遊び、科学する心
・知的なこと・・・保育者が提供
子どもの発想やつぶやきを、保育者がどう拾うのか?
外環境をどう、室内に持ち込むのか?
図鑑は必須
・数量の感覚をどう図式化するか?
外遊びは非認知能力だけでなく、認知能力も高める。
・五感を保育の中で大切にする
匂い
味覚
聞こえる音・・・など。
・地域に出ていく。地域は園庭
どれだけ豊かに使えているか?
・子どもの「主体性」ーーーやらない、という「主体」も大切。
子どもを人間としてみることが大切。
自分が大切にされた子は、自分もやってみたい!が出てくる
・先にルールありきではなく、子どもたちと一緒に考える。
子どもが「こうしたい」「ああしたい」といえる場が大切。
・「保育の質」=「関係性の質」=「同僚性の質」
・若い先生たちが、自分のことを語れる~ベテランが魅力的なモデルになっている。
どうあり方をマネージメントするか?
・子どもが主体的=保育者も主体的=地域も主体的
地域とともにある「街づくり」としての保育
持続可能な社会の視点
~などなど、気づきの多い時間となりました。
その後の交流会も盛り上がりました!
また皆さんとの時間に、気づきを還元していきますね。
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