こんにちは、スタッフの山本です。
本日も代表・松原の記事をご紹介します。
ーーーー
(2015年12月8日記事)
栃木県にて、若年保育士さんの継続支援講習会を担当してきました!
新人として入った保育士さんが実際に保育の現場に立った時に
一番にぶち当たる壁が
「想像していた毎日と、ちがう・・・。」
~ということなのではないでしょうか。
振り返れば私も、
笑顔で子どもたちと触れ合う毎日をイメージしていたものの
子どもには上手くかかわれず、掃除さえも注意され、
子どものための保育準備はたくさんあり、
早番や遅番の流れとやるべきことでてんやわんやしながら
行事に追われ、保護者や先輩の顔色をうかがう毎日に
「こんなはずじゃなかった・・・。」
~そんな思いを悶々と持った、一年目でした。
ですが今思えば、
どの職場に入っても一年目はそういうもの。
その後、児童養護に転職をした後は
「一年面は覚えることがいっぱいある。
これを越えた後に、どんな毎日が待っているのか? 」
~そんな風に心構えができ、本当にやりたい仕事の中で
めげたり落ち込んだりすることもありましたが
だんだんやりがいを見出していきました。
ただ---「今だけ。」「今を乗り越えれば。」
~そんな風に言ってくれる人がいないと、
「こんな毎日がこの先もずっと続くのではないか?」
・・・と不安に思い、体力的にも精神的にもきつくなってくる
若年保育士さんがいることも、実感として分かるのです。
今回は、そういった私自身の転職体験・
いま、施設長として新人・中堅・ベテランと様々な保育士の生きざまを見ていて感じる
「乗り越えどころ」とその「コツ」を
2時間の中でワークを交えて、お伝えさせていただきました。
まずはリラックスに、「きゅうり~!」から♪
当日の流れは、以下の通りです。
1.「保育士になる」
~夢の扉を開けた、その後につづく階段
2.人間関係・連携が良くなるコミュニケーション
3.保育のやりがいを感じる毎日のために
4.感情労働の毎日において、大切にしたいこと
5.メリハリをつけ、毎日を楽しむために!
~残業を減らす工夫~
<以下、参加者の感想を一部ご紹介します>
すごくためになった。
今すぐ保育士を辞めたいと思っていたが、
もう少し頑張ってみようと思えた。
やりたい保育をしていこうと感じられた。
共感することが多く、1年目だった前年度を思い出しました。
人間関係には恵まれていると思うので、
今後も先生方と楽しく子どもたちの成長を
見守っていきたいと感じました。
仕事の優先順位を考え、メリハリをつけ、
効率よく行っていきたいです。
仕事は減らないので、自分のやる気次第、
気の持ちようであると再認識しました。
私の悩んでいることや、考えていることが
今日の内容にピッタリで、とてもびっくりしました。
今までの講話の中で一番共感できて、
役に立ちそうだと感じました。
また、みんなも私と同じようなことで悩みながら
仕事をしていることが分かり、安心した。
どうしたら楽しく保育が進められるか、
仕事をすすめられるかなど、学ぶことが出来た。
職員たちとの人間関係の取り方や仕事の優先順位の見極め方、
また仕事だけでなくプライベートで楽しみを持つことも大切。
これからの保育生活に生かしていきたいと思う。
自分の思っていることや、悩み、うれしかったこと、
保育士になろうと思ったわけなど、
もう一度、見つめなおす機会になった。
気持ちが少し楽になった。
松原先生の体験談やあらゆるお話に
共感できることが数多くありました。
今の私にまさにドストライクな内容でした。
もっと先輩に頼ろうと思いました。
「はい!やります」と新人だからと思って言っていましたが、
抱えすぎて大変でした。
自分の抱えられる仕事量を考え
上手く付き合っていこうと思いました。
ギリギリにならないと仕事をやらず、
切羽詰まってやるので、
チェックリストを作り余裕をもって楽しく仕事したいと思いました。
仕事や保育の中で大変なこともあるけど、
楽しむことを忘れずに向き合っていきたいと思いました。
悩んでいた人間関係も考え方を変えれば
前向きになるということが分かって、
これからも頑張ろうと思った。
自分が悩んでいることを見つめなおしたり、
相手と話してみることで、少し気持ちが軽くなりました。
先生も新人の頃に同じような思いをしたのだと思うと、
一人ではないのだと感じました。
「自分のせい」とマイナスな気持ちがプラスに変わり、
明日からの保育も頑張ろうと感じた。
とてもよい機会でした。ありがとうございました。
3年目ということで、
どうしたら良いかわからないところがあったのですが、
講話を通して、無理をせず、等身大の自分で
子どもと向き合っていこうと思えるようになりました。
思いを持って保育士へと踏み出したみなさんの一歩が、
その先にいる子どもやお母さん・
そして自分自身の笑顔へとつながりますように!
ーーーー
★関連記事★
ーーーー
以上となります。
本内容の実践ワークをご希望の方、
松原美里への講演のご依頼は、
「お問い合わせ」より、承っております。