「繭の糸保育チームでの保護者支援・子育て支援研修」を担当させていただきました。

1日目

繭の糸さんの5月のオンライン
東京都保育士等キャリアアップ研修 保護者支援・子育て支援 一日目。

5時間のオンライン終了後は、緑が恋しくなりますね。
緑を求めて、静岡OFFICEから青葉公園まで歩いてきました。
緑と噴水に,癒されますね♪

2日目

繭の糸保育チームさんでの

5月の保育士キャリアアップ研修 保護者支援・子育て支援 Day2.

前回:第1回目で深めた
・園内の保護者の困りごととは?
・私たちがお役に立てることは?
・そのためのコミュニケーションとは?
~を踏まえて・・・
地域の保護者とのかかわりやつなげられる資源・Helpをニーズで読み解く視点など
事例を分かち合い、一緒に考える時間となりました。

今現在 妊娠されている先生から、
ご自身が受けられている妊産婦保健検診の補助のお話しや出産後の訪問が心強かったという体験談。

子育て支援&地域支援でカフェをやっていた園の保育士や栄養士が接客をしながら
直接アドバイスをされていたというお話を聞かせていただいたり。

0歳児が入らなくなったことから、一時保育を始めたところ・・・
区の条件が厳しく、困っていた保護者から 
告知開始1週間でドドッと登録相談が増えているというお話。

地域の阿波踊りにて3歳~高学年までが連を作り、
大人たちからの練習の声掛けに育ち合い・見守りの輪が出来ていた・・・というお話。

大都会の中でありながらも、地域の人への感謝を大切にするかかわりの中で
お店の方と子どもたちが両思いのお散歩風景に癒やされたり。

「保育者の心の自己管理」のところでは、
保護者とのかかわりに限らず、「いい人」をしすぎて自分の心が後回しになって
疲弊して辞めてしまった事例など、
「保育者こそ、お互いの心を大切にしたいですね」
~としみじみ噛みしめる場面も。

やっぱり研修は、学び愛の時間が大事ですね。
仲間のお話を通して、
「自園でもこれができるかも」
「持ち帰って考えてみよう」などなど、日常への循環を感じるひとときでした。

3日目

保護者支援・子育て支援研修の3日目。
この日は虐待から始まり、
日常の保育こそが予防であり子どもと保護者を支える大事な関わりなのだと

実感が深まるとともに使命感に火が灯る総集編となりました。

「保護者支援、不器用なので苦手なんですよね」〜と言っていた方が
「大事なことだと分かったので、できることから取り組みたい」…と話して下さったり。

「保育士の役割の重要性…私たちにできることがたくさんあるって気がついたので、
 もっともっと周りの社会資源について勉強して
 子どもたちを支えられる存在になっていきたい」〜という胸が熱くなる感想を下さったり。

「地域のつながりが、子どもと保護者に大きな影響を与えるのだとあらためて気がついた。
 そう思って振り返ると、いつも公園の整備をして下さっている方への感謝の気持ちが湧いてきた。
 これからはもっと、地域活動に参加していきたい」〜という感動的なシェアをして下さったり…。

じつは2010年の大阪二児置き去り事件が報道された当時、
大好きだった児童養護施設の職員を辞めて思いを持ってコーチングを学んだり 
さまざまな学びを得て起業しても本当に必要としている方の元にはなかなか手が届かない…という
自分の無力さを痛感して葛藤していました。

それが、キャリアアップ研修という機会を得て
こうして出会ったお一人お一人から職場に伝わり、
その先の子どもたち・保護者へと何百・何千人という人の輪に希望のバトンを渡すお役目をいただけたこと、
本当に有難いことだなぁと感じております。

出会って下さった皆様、ありがとうございました!