こんにちは、松原です。

7月13日は保育コミュニケーション協会主催の
主任のためのマネジメント研修。

こちらにちなんで、「主任の役割とは?」
ということについて、考えてみましょう。

さまざまな園があり、
「主任の役割はこれですよ」と明確に示されていない中で
「クラス担任の負担を減らしたい」
「クラスの大変さをなんとかしてあげたい」
~といった思いから、
「フォローに入ってください」「助けて下さい」
~といわれると、各クラスを飛び回り、背中で保育を示しつつ
現場の最前線で活躍をする主任さんもたくさんいらっしゃることと思います。

日中はフォローに入り、保育が終わった後に
後本来の主任業務に取り掛かるため
クラス担任が帰った後も結果的に残業になってしまう毎日を
「なんとかしなければ」と思いながらも、
もどかしい思いをされることもあるのではないでしょうか。

では、主任が現場に求められるままに
目先フォローに入り続けることで、どんなことが起こるのでしょうか?

現場が主任に頼り、本質的な改善につながりにくくなる

「やっぱり主任は違う」
「さすが・・・!」
~とキラキラしたまなざしで主任を見つめはするものの
‟何が違うのか” ”課題は何なのか” ”どう工夫ができるのか”
~といった本質的な点に意識が向かず
クラス担任が工夫をしたり考えることを止めてしまうことがあります。

そして「主任が来ると、クラスが回る」
「主任が来てくれないと、保育が回らない」~といった認識につながり、
「どうして入ってくれないんですか」
「主任が入ってくれないからーーー」・・・という現場の不満・
不穏な空気や悪循環につながっていくこともあります。

では、主任が現場フォローに入る本当の目的とは何でしょうか?

大切なのは便利屋さんになることではなく、現場を見る視点

せっかく主任が現場に入るのですから、
以下の視点で現場を見てみてはいかがでしょうか?

・現場は、何に困っているのか?(目先のことではなく、本質的なこと)
・本人たちが気が付いていない課題は何なのか?
・クラスでそれを実践していくためには、どんなポイントがあるのか?
・本人たちがそれに気が付き、実践していくためには
 どのようなかかわりが必要なのか?
・どのような気づきがあるといいのか?
・そのために、どんなかかわりが有効なのか?

~これら考え、自分たちでできるようにそっと支援をしていくことが、
「主任がフォローに入る目的」なのではないでしょうか。

そしてうまく行くきっかけをつかみ始めたら、
現場のうまくいっていることにスポットライトを当てて勇気づけをし
自信や笑顔を引き出しながらも
そっと自らは後ろに引いて託していくことでクラスの好循環を支援してきましょう。

そうすることで、現場が「自分たちでできた」という自信につながり
「もっとやってみよう」という意欲が生まれていきます。

こうして時間を創った上で、
今回の講座では、主任とし園全体のリスクを踏まえてチャンスに変える工夫・
園全体を様々な視点から捉え直していく「マネジメントの視点」について一緒に考えていきましょう。

●主任のためのマネジメント研修、詳細はこちらからご覧ください。