子どもの権利ソーシャルワーカ―養成講座 第一回目に参加させていただきました。

こちら、東京都のキャリアアップ研修 保護者支援を担当させていただいて今年で3年目。

児童養護施設職員時代、子どもにとって一番影響力が大きい保護者の支援をしたくて
コーチングを学び始めたことを思うと 起業当初の志に近い分野ながら、
家族の一番近くで支えることができる保育者が社会や地域のファシリテーターとして活躍できるために 
なんかもっと研修の時間を通してできることはあるのでは…
というモヤモヤ感を感じておりました。

そんな中でモヤモヤがちらついていたのが、ソーシャルワークという言葉。

本を読み漁ってまとめてみるものの、理論はわかるけれども実像が浮かび上がってきづらいというか、
受講されている先生たちの応用のイメージをより身近に感じられる仕組みを作るには、
私自身のブラッシュアップが必要だな…と感じていたところで出会った講座でした。

事前の課題やレポートを踏まえての、本日は第一回目。

櫻井慶一先生による、「ソーシャルワークと子ども家庭福祉ソーシャルワーク」という講義を踏まえて、
グループで興味関心を深めていくワーク・その後の発表という流れ。

★印象に残ったキーワード★
・Lifeとは…生活だけでなく、人生全体が豊かになること。
・ソーシャルワークは形式ではなく、内容:プロセス
・人と人とをつなげてく人。
 ~そのためには、どの人にどこまで情報共有・連携・
 ネットワークを組んでいけばいいのか…そのために学ぶことが大切。
・発達支援・保護者支援・地域支援…子どもは自分で訴えられない。
 気づく人が大切。一緒に考えていく。
・NG:様子見・レッテル張り
 OK: 「こんなことができますよ。いっしょにやりませんか?」
・子どもだけ切り離した問題はない!
・人格を育てる+生活を支える
・SDGsは子どものため から 広がっていった
・いろんな人の人生にかかわる覚悟。
・つながり・情報共有…どう作っていったら?
・どんな言葉が届くのか?
・自分から「助けて」と言える環境を、どう作るか?
・親御さんとのつながり…ラポールをどう築くか?
・子ども関係のソーシャルワークの資格を持っている人のうち、
 実際に就職している人は5%
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あらためて、
子どもの分野で社会とつながる人というのがすっぽり抜けているという現実に衝撃を受けました。
様々な立ち位置の方がいらっしゃることで、
視点が多面的に、何層にも深まり、社会の様々なシステムが立ち現れて見えてくるようです。
これからも学びの時間を楽しみです。
ここで、いろいろな人がつながりを深められたら 社会はもっと優しくなれますね