【いただいた質問にお答えしますシリーズ】
~最近、ちらほらといろいろな方からお話を聞くテーマについて、
こんな切り口からご紹介をしたいと思います。

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良かれと思って注意すると、ふてくされてしまう・・・。
逆切れされてしまう・・・。

そういったことがあると、
後輩さんへの指導も
やりづらくなってくるのではないでしょうか。

だからといって、何も言わないと
その方はこれ以上成長しないどころか
欠点が目立ち、お互いに保育がやりにくくなることもあります。

見て見ぬふりはできない。

その一方で、言ってあげなくちゃ!と思えば思うほどに力んでしまい、
怒っているような口調になってしまい、
相手の誤解を生んでしまうこともあります。

少し厳しめの指導が必要な時、
オススメなのはフィードバックです。

フィードバックとは

相手に起こっていること(行動・現象・事象)・
相手を取り巻く環境の中で起こっていることにアンテナを立て、
感情を横に置き、
相手の成長を願って、可能性を信じて伝えることです。

これは、日常の様々な場面の中で役立つスキルですが

たとえば指導の場面では、

「○○さんの持ち味は朗らかで元気のいいところなのですが
 最近、保護者へのかかわりの中で、
 ちらほら思わしくない声が上がっているようです。」

~というように伝えます。

そして伝えた後、
コーチングで自分自身を振り返ってもらうようにするのがポイントです。

たとえば、

「聞いてみて、なにかありますか?」

~と本人に自分を振り返ってもらいましょう。

もしも「分かりません」と本人に自覚がない場合、
さらに踏み込んだ「声」をフィードバックしていきます。

「○○といった声が上がってきているようです。
 思い当たる節はありますか?」

~ここで、あってもなくても

「何が起こっているんでしょうか?」

~と、自分の周りで起こっていること・
自分の行動のインパクトを振り返る時間を持ちます。

もしかすると、怒り出すひともいるかもしれませんが、
それはそれで、ご本人の課題です。

「怒りが込み上げてくるのは、
そこにいったい何があるのでしょうか?」

~と、本人の感情を入り口に、
コーチングで気付きを深めていけるといいですね。

このように、少し厳しめのフィードバックを入れていきますが
それは、ご本人がより良くなるための
可能性を信じた上での、成長の機会。

もしも本人から具体的な気付きや行動が出てきなかったとしても、
あなたから可能性を踏まえての
“リクエスト”を伝えることもできます。

「頼りにしている○○先生だからこそ、
 保護者との関係性は丁寧に育んでほしいと思っています。
 今まで以上に心配りをしていただけますか?」

~と。

えっ?
最初からリクエストを伝えたほうが早いですか?

いえいえ、ご本人に受け取る気持ちが芽生えていなければ
何を言っても入っていきません。

まずは、相手が自分を振り返る時間を持つ。
そのための【フィードバック】であり、【コーチング】です。

この時、
「そうはいっても自分もできていないのに、
相手にえらそうなことは言えない・・・。」
という人がいますが、ご自身の課題とお相手の課題を分けて考えましょう。

そして、えらそうに言うことはありません。淡々と伝えるのです。

自分側は透明でいいので、
相手のことを考えて、相手の成長にコミットしてかかわっていきましょう。

人は、自分を信じてくれる人・
自分の気付いていない視点を教えてくれる人に耳を傾けるようになります。

そのためのフィードバックです。

部下へのかかわり方に悩む場面はいろいろあるかと思いますが、
ぜひ「フィードバック」を心がけてみてくださいね。

3月3日のコーチング講座・ファシリテーター育成では、
このあたりのフィードバックの筋肉も実践で鍛えていきます。
ぜひ、お役立てください。

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