先日全体研修を担当させていただいた保育法人さんにて
大切なリーダーさんたちをお預かりしてのリーダー研修を実施しました。

「現場で愚痴が渦巻くことがあり…
 つい、自分も一緒になっていってしまうことがある。
 でも、それでは、いけないってことですよね。

 風向きを変えていくのが自分なのか…。」
~とはいえ、リーダーとして、自分の無力さを突き付けられた時に
ついこみあげてくる愚痴や不満…どうしていますか?

おススメしているのは、ブラックノートを作り、思いを書き出すことです。
日の元にさらしてみて初めて、
「自分はこんな風に感じていたのか…。」と気が付くことができ心がスッとします。

さて、どうしていこうか…と。
日々、変わらないように見えて、じつは社会の変化に伴い園や法人の在り方を変えていく必要がある保育の現場。
最前線にいると、見えない変化の波に翻弄され抵抗が生まれたり。
それが園長先生や法人への不満に変わることがあるかもしれません。

本当は、園内に敵はいない。
ただ、立場が違うのでとらえ方や視点が異なるだけ。

変化を受けて、間をつなぐリーダーさんが
園長先生や主任さんと連携を取りながら
一緒に答えを見つけていく協力体制を組んでいけるといいですよね。

そのためには…
自分はプレイヤーではなく、リーダーであるという認識を持つことが第一歩ですね。

「プレイヤーの動きをしていたけれども、そうだったのか…!」
~と、ハッとされた表情のみなさん。

現場にいると、意外となんとなくリーダーに任命されて
何をしていいのかわからないままに日々を過ごしてしまうことってあるのです。

旗を立てる、導く。
メンバーに慕われるリーダーであるために…
いきなりは難しくとも、少しずつ考え方や捉え方を変えて
園全体が同じ方向を向いていけるといいですね。

先月の「レクみたいで楽しかった」という研修を受けて、
雑談を心掛けて雰囲気がよくなってきたりワークを入れるなどして会議の在り方を
楽しくする工夫を取り入れられているとの声もあり、嬉しく思いました。
耕された土壌の上に、リーダーシップが輝きますように。