こんにちは、スタッフのヤマモトです。
本日も代表・松原の記事をご紹介します。
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(2014年5月6日記事)
子どもがいけないことをしたとき。
叱るのは、気持ちのいいものではありませんね。
私も最初の頃は、子どもに嫌われたくなくて
優しい先生でいたいな~と願っていたものです☆
でも、それではこどもが善悪の区別を覚えていけない。
しかも、子どもは 本気で向き合わない人のお話を聞かなくなります。
(ナメてくれるんですね~☆)
「文化を伝えていくために」、叱ることが大切なわけです。
そこで、心を鬼にして叱っている時に・・・
こんな風に、
「あ~、叱られちゃったね!」
・・・と、子どもと一緒になって茶化されたり。
「かわいそうに・・・怖かったねぇ」
・・・と、もう一人の方が逃げ場となることが多く、
叱る人がイヤな役割を担うことが多くなってしまったり。
「怒ってばかりでうるさいよ!こっちは疲れてるんだ!」
・・・と自分は蚊帳の外にいるように迷惑がられたり。
すると、どんなに叱ることが大切だと思っていても、
心が折れそうになること・・・あるのではないでしょうか。
これは、ご家庭でもパパとママとの間に見受けられる現象ですし、
はたまたママとおじいちゃん・おばあちゃんなど、
立ち位置の違う人の間でも起こることであり。
保育の中で 担任同士としても、たまに見受けられる場面です。
このように、子どもにかかわる大人同士の足並みがそろっていないと
何が起こるかというと・・・
●子どもは、優しい方に逃げて行きます。
●ラインがあいまいになるため、子どもの中での判断基準があいまいになります。
●大人の関係性がぎくしゃくし、ストレスがたまりやすくなります。
結果---子どもにとっても、大人にとっても不穏な空気が生まれるわけです。
はい。私もありました。
「○○先生だけ、ずるい!!おいしいどこ取りして!」
・・・と怒り狂っていた時期が・・・。
これ、ルール決めを意識的に行うことが大切です。
☆こういう場面の時には、どうかかわるのが良いのか?
☆子どもがこういう反応をしたら、どう接していくか?
☆役割分担をどうしていくか?
~生活の中の様々な場面においてケースバイケースあり、
話しているときりがなく思えますが、ひとつ 大切なポイントがあります。
それは、基準を ご家庭内・担当クラス内にて
どんな大人に育って行ってほしいか?
という軸に沿って、考えることです。
パパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃん、
あるいは保育園で言うと 先生同士。
★問題となることが出てきた時点で、話し合いの場を持ちましょう。
(子どもへの対応がひと段落ついてからでOKです!)
「さっきの○○のことですけど・・・」と。
タイミングを逃してはもったいありません。
言いにくいことほど、後々 大切なことです。
勇気を出して話し合いをすることで、
●役割分担が明確になる
●お互いに背中をあずけることができ、信頼関係が深まる
●心に余裕をもって子どもに接することが出来る
~という良い土台が生まれます。
ぜひ、やってみてくださいね!
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