2.不安な気持ちになったら…保護者と信頼関係を築くための第2ステップ
「今日は○○、どんな様子でした?」
〜子どもの様子を伝えたい、
エピソードを話さなくちゃと思いながらも
先生として信頼されているのだろうか・・・と不安がよぎり、
挙動不審な対応になってしまう、というお話もよく耳にします。
実は私自身も、
「子どもも生んだことがないくせに、と思われているのではないか…?」
と不安で不安で目が泳いでしまう新人時代でした。
ですが、今思うと・・・自意識過剰ですね(笑)
保護者はそんなにあなたのことを気にしていません。
多くの保護者にとって大切な関心ごとは、「我が子のこと」
忙しくてなかなかじっくりとお話しするのが難しい保護者もいますが、
多くの保護者にとって大切な関心ごとは、「我が子のこと」。
先生たちの目から見てどんなふうに映っていたのか?
どんなふうに過ごしていたのか?
家では見せない表情・成長を見せているのではないか?と
もっと知りたい気持でいっぱいなのです。
ですから、
自分に向いてしまっている意識の矢印を
保護者の方へ向けてみましょう。
そして、あなたの目から見えた子どもの様子を
「一枚の絵を一緒に見るように」伝えていくといいでしょう。
〜また、保護者も新人の保育者に成長に期待を込めて
温かい目で見守ってくれている側面もあります。
(実際に、施設長時代 保護者との会話の中で
ときどき話題に上がっていました)
だからといって甘えすぎるのは良くありませんが、
懐(ふところ)を借りて成長させていただく気持ちで
素直な自分で誠意を見せていきましょう。
気持のいいあいさつで信頼貯金
挨拶は、「相手のため」に行うもの。
ぜひ、自分から飛び込んでいってください。
笑顔は、鏡で練習してみるといいですね。
コミュニケーションは積み重ねによって自然と身についてくるもの。
「おはようございます」
「おかえりなさい」
「さようなら」
〜一つ一つの場面の中で、一人一人の保護者から
笑顔&あいさつで「おっ、感じのいい先生だな」と感じられるような
信頼関係の貯金をしていきましょう。