こんにちは、スタッフの山本です。
本日も松原の記事をご紹介します。
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こんにちは、松原です。
12月9日(日)18:00~20:00にて水道橋で
「働きやすい職場を作る職場風土講座」を開催します。
今回はテーマにちなんで、
「職場風土」について考えてみましょう。
「働きやすい職場」
「保育者が続けやすい職場」
~といった時に、思い浮かんでくるのは
園長や主任・中堅の先生、
非常勤だけれども長く園を支えてくれている先生…。
一緒に働いている人の顔なのではないでしょうか。
「職場風土」という言葉を聞いたことはありますか?
風土とは、その場所・地域・組織などの中にある
共通の文化・空気感・暗黙の了解など。
「地域風土」「園風土」「学校風土」
という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「風土料理」とも言いますね。
その「風土」の職場Version。
つまり、働く私たちにとっての、
職場の中での共通の文化・空気感・
暗黙の了解などのことをいいます。
ふだんはあまり、
意識をすることがないかもしれませんが、
たとえば---
・ジョークが飛び交い、笑顔の多い園
・みんなはっきりとものを言い、裏表のない園
・やるときは、やる!集中力のある園
・さまざまな来客を朗らか仲間として受け入れる園
・さりげなくお互いを気づかい、回していく流れのある園
~といったこと。
また、別の視点から見ると
言葉にはしないけれども、じつは誰もが感じていること。
・主任・先輩の言うことは絶対である
・前例がないことはしない
・非常勤にはプライバシーに関することは伝えない
・保護者と子どもに関する話をするのは、リーダーだけ
・保護者の見た目を気にして、行事の完成を目指す
・見て盗め、自分で考えろ
・早く帰りたくても先輩が先に帰らないと変えるそぶりを見せてはいけない
・残業・持ち帰りは当たり前、
どれだけ力を尽くしたかが保育者の力量だと思われている
・新人は悪口を言われて当たり前
・派閥があり、どちらに付くかで園内の立ち位置が変わる
・新しいことを受け入れようとしない
・当たらず障らず
・仲はいいけれども、仲良しクラブで
本当に気になっていることは話せない
・カリスマ園長の言葉は絶対で、
現場はちがうと思っても飲み込んで行う
~なども、実際にあることです。
えっ、何がおかしいの?
当たり前でしょ?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
じつは私もそういったいくつかのことが重なった時に
「保育がしたくて、
子どもが見たくて保育士になったのに。
どうして違うことでこんなにつらい気持ちになるんだろう・・・。」
~と、転職をした一人です。
これまでそれがうまく機能してきた側面もあれば、
社会が変わってくる中で
保育や子ども・保育士を取り巻く状況も変わってきているため
「やってられないな・・・」
「こんなに大変な思いをして、何で私仕事をしているんだろう?」
~と、ふと 離職を考える人もいるのではないでしょうか。
「なに言ってるの。私たちの時代は・・・!」
「これでも、優しくなった方なのよ」
「仕事っていうのはね・・・。」
~という気持ちもわかります。
ものごとには肯定的な意図(良かれと思って)があり、
それがうまく機能している時には良いのですが
状況が変わっていく中で、
それが成長を阻んでしまう原因になることもあります。
子どもを取り巻く社会が変化し、
保育の在り方も先生主体から子ども主体へと変化しています。
働く私たちにも、変化が必要なのではないでしょうか。
今回の講座の中では、
・自分たちの園の風土を見つめてみる
・肯定的な側面と、これからの可能性
・変化・成長していく園のためにできること
~といった側面から、働きやすい職場を作るヒントを持ち帰る2時間とします。
気になる方、ピンと来た方。
ぜひ、足をお運びください。
「働きやすい職場を作る職場風土講座」
■日時:12月9日(土)18:00~20:00
■場所:ベスタネットセミナールーム
■料金:4000円
*お申込みは、こちらから、お願いします。
https://global-ssl05.jp/hoikujinzai.com/inquiry_logs/apply/00288