こんにちは、山本です。
皆様のところは台風の影響はありませんか?
今日も松原のブログをご紹介します。
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(2014年1月12日記事)
こんにちは、松原美里です。
今日は、
子どもへ向けてのコーチングコミュニケーション
を取り上げてみたいと思います。
日々の保育の中で、
子どもに指導をする場面が多々あるのではないでしょうか。
●たとえば、生活。
脱いだ衣服をどこに掛けるのか。
いつも指示されないと出来ない子になってはいませんか?
自分で考え、自然に行動が出来る子になるためには
どうしたらいいのでしょう?
●たとえば、遊び。
いつも同じ遊びで飽きてしまう子に、
一歩進んでオリジナルの発想を引き出し、
ユニーク遊びへと発展させる。
そのためには、どうサポートをすればいいのでしょう?
●たとえば、お友達とのやり取り。
ケンカの際、納得がいかないままに曖昧に
「ごめんねは?」「いいよ」を促されるのではなく
感情をクールダウンし、自分で振り返る。
お友達と話し合いをする交渉力を身につけるには
どうしたらいいでしょう?
【 子どもには3つの段階がある 】
子どもの成長には、
「教わる段階」
↓
「学びを自分のものにする段階」
↓
「自分でできるようになる段階」
…という3つの段階があります。
私たちは、どこかで
「教えれば、できるようになる」
と思っている部分があるかもしれません。
ですが、「教える」と「出来る」には
大きな大きな溝があるのです。
その溝を埋めるのが、
「学びを自分のものにする」という段階。
~学びを自分のものにするためには、
本人の意欲が必要になります。
教えるだけではなく、やる気を“引き出す”こと。
子どもの「やる気にスイッチ!」を入れるのが
「コーチング」の役割なのです。
コーチングとは…。
子どもの考える力を育てる対話のことです。
保育の場面としては、
・子どもの生活習慣をつける際
・子ども同士のトラブル解決の際
・感情的になった子どもを次の行動へ誘う際
・子どものアイディアを引き出す際
~などに、コーチングの活用が有効です。
コーチングの対話をすると、
「やる気スイッチ」が入ります。
子どもの表情はイキイキとし、行動も楽しそうです。
何より、「自分で考える」習慣は、
その後の子どもの「生きる力」へとつながるのです。
忙しい親御さんに代わり、
成長をサポートする保育士さんだからこそ。
コーチングの声掛けを身につけて
どんどん子どもの「やる気スイッチ」を押してあげて下さいね!
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以上となります。
子供へのコーチング・松原美里への講演のご依頼は、
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