こんにちは、松原です。
UmehanaRelationsとして2008年からスタートしてきた
保育コミュニケーションに関する研修。
近年はさまざまな魅力を持つ講師陣のリクエストをお受けすることもあり、
「私もやってみたいです」とお声掛けをいただくことも増えてきたため
今年の5月より開始を0期として、
講師の養成を始めることにしました。
その中で私が大切にしているのは、
「ファシリテーター講師」という在り方。
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UmehanaRelationsでは、ファシリテーター型の講師を支援することで
受講者が主役となり、保育現場から笑顔が広がる
本質的なアプローチを身に着けることを支援する
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~こちらの概念に共感いただける方を対象として、5月より
講師も受講生も成長しながら魅力を発揮する
提携ファシリテーター講師養成講座 0期をスタートしました。
10月より第1期を開始するにあたり、
1~5期の内容を少しずつご紹介していきます。
第一講の様子をご紹介します。
こちらの講座、
ZOOM(ネットの中継動画ツール)にて概念を学び、
実践ワークにて体感で落とし込む2部形式で進めております。
第1講目は、この講座の全体をタカの目で捉え、
構成を考えていく大切なステップ。
ZOOMのテーマは
「場の設定・参加者のニーズを知る・現状を知る」
実践のテーマは
「アイスブレイク・プログラムの組み方・プロフィール」
~です。
<ZOOM 第一講>
●ニーズとは
全体をデザインしていく上で大切なのが、
「対象者」と「ニーズ」という概念です。
*対象者はどんな人なのか?
-依頼者と受講者が別のこともあります。
その際は、依頼者にも計り知れない心の内を受講者が持っていることもあるため、
その心の内を探っていくプロセスが大切です。
*受講者のニーズ
どんなことを求めているのか?
もしかしたら目先のことかもしれませんし、
思いもよらないような大きなことかもしれません。
ファシリテーター講師としては、
この「ニーズ」を外しては場が成り立ちません。
*ベネフィット
この時間(場)を通じて、受講者が得られるもの
「ただやる」のは自己満足ややっつけになる可能性があります。
そうではなくて、ニーズに対応する形で
「こうなったら、嬉しいな」と感じられること・
その時は気づいていなくても、長い目で見て
「これが、本当に求めているものだった!」
~と思えるような時間である必要があります。
・・・そのためには、目先のことではなく
ある方法で全体を捉え、場のセッティングを行っていく必要があります。
~これらを踏まえての
●学び・成長の段階
伝えたら、受講したら人は変わるのか?
というと、そうではありません。
●場の設定
場という概念を知り、そこを意図的に創っていくための
人と人との化学反応や、配置の工夫などを考えます。
<実践ワーク 第一講>
●アイスブレイク
場を和ます意味でもとても役立つアイスブレイク。
もしかすると気が付かないうちに
あなたもやっていることがあるかもしれません。
いくつか知っておくことで、何かの場を任されたときに
働きかけがスムーズになるでしょう。
●プログラムの組み方
とある考え方を踏まえて、「気づき」を起こし
明日からの現実に変化をもたらすステップを創っていきます。
松原のプログラムを代わりにやっていただく際にも、
こちらの流れを理解したうえで
意図的に進めていただくことが受講者変化の肝となります。
→こちらでは、実際の松原の講座の構成をひも解きながら検証するとともに
前に出て、あなたが思いを持っているテーマについて
プレゼンをしていただくことで
良かった点・さらに良くなるためのアドバイスや提案を受けることができます。
●プロフィール
受講者にとって魅力的な、興味が湧くプロフィール。
「聞いてみたい」と感じられるプロフィールとはどんなものでしょうか?
実際に書き出し、フィードバックをし合う中で自分自身の強みや
魅せ方が見えてきます。
さっそく明日から、様々な場面で自分を表現していきましょう。
第2講についても、またご紹介していきますね。