狛江市にて、年度末の研修を担当させていただきました。

当初はチームワークに関する課題や悩みが上がっていたのですが、
事前アンケートを見る限り背景に自分がリーダーという認識がなく、
プレイヤーとしてのもどかしさを感じていることで人のポテンシャルが生かし切れていないのではないか…という予感がしました。

ワークを交えて日常を振り返っていただきつつ…
リーダーシップと育成の側面から現場の困り感を解消するアプローチをご紹介していくと、愕然とした表情の人がちらほら。
そして、他地区のグループメンバーとやり取りをする中で「うちだけじゃないんだ」とほっとした様子も見られました。

現状を受け入れつつもワークの振り返りを通じて 
チームで大切なことはエッセンス(意図)の共有であること・言いづらいことを
テーブルに上げることが実は近道であることなどわかると、
「ふだん、言えないですよね…。」
「でも、大事ですね。」
「そういえば…。」
とお話が盛り上がっていました。

終了後も学びとチャレンジを継続するための仕掛けとして、
ラーニングパートナー制度を取り入れたことで、その後の学び愛の関係性が生まれたようです。

「本当は無駄なこと…見直してみようかな」という声も。
がんばりやさんなみなさんの現場に風が通り、「子ども」を真ん中に楽しみながら保育ができる時間が増えることを願っております。