千葉県にある市町村アカデミーにて
「社会の最前線における保護者支援コミュニケーション」を担当させていただきました。

千葉県にある市町村アカデミーにて
全国各地の行政・子育て支援の窓口や企画・保育にかかわるみなさんが
ご家庭や子どもを取り巻く社会環境の変化をキャッチアップし、
現場業務に生かすための「子育て支援の推進」5日間研修のうち
4日目にあたる「社会の最前線における保護者支援コミュニケーション」を担当いたしました。

コロナの影響が緩和されてきたからといって…3年半の期間が、なくなったわけではありません。
あの期間によって、孤立してしまった方・Helpをますます出せなくなり抱えこんでしまった方・
どう助けを求めていいのかわからず不器用なコミュニケーションが残念な影響を及ぼしてしまう方など
本当は「つながりたい」のに、うまくつながることができない心の距離を どう埋めていったらいいか…
といった課題が様々な場面でもちらほら見られるのではないでしょうか。

かつての児童養護施設職員時代に出会ったケースを振り返っても、
そのHelpに気が付き、本当の意味での”ニーズ”に耳を傾け一緒に考えて下さる方がいることで救われる人生があります。

今回参加されている皆さんは、岩手県から沖縄までまさにその窓口でHelpを受け止める希望の光になり得る方たちでした。
そのことをお伝えするとみなさん瞳がきらっと輝き、
心が通うコミュニケーションワークを取り入れながら進めていく中で
休み時間には和気あいあいとお名刺交換をしたり、情報共有をされる姿が見られました。

やっぱり、Face to Faceでの分かち合いって、大事ですね。
寝食を共にされながら、学びや分かち合いの時間を共にされたみなさんが、
これからの人生の中で各地の情報を共有しながら相互支援し合う仲間の輪を紡いでいかれることで
生まれるであろう好循環が楽しみになるひとときでした。

P.S
私もこちらの宿泊型施設に前日入りし、晩御飯をいただいていたのですが
丁寧に味付けされたあたたかいお料理が、とっても美味しかったです♪

゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
 

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①

・ペーシング、コーチング等、明日からでも使えそうなコミュニケーションの方法を学ぶことができ、とても有意義な時間だった。仕事以外でも活用していきたい。
 日々の業務の中でベーシングやコーチングの手法は取り入れているつもりだが、自己開示することで相手との距離感が縮まる等、改めて学び直せて良かった。

ご感想②

・実体験を交えた講話で、場面がイメージしやすかった。
 ディスカッションを交えることで、自治体の現状や地域の雰囲気の違いが分かり、多様なパターンを知ることができた。「対応」から「支援」のワークは客観的に見ることができて面白かった。

ご感想③

保護者や市民と関わることが少ないが、普段の業務においても十分に生かせる内容であり、得るものが多かったと感じた。

 ロールプレイングで自分の聞き方がどうであったか、振り返るきっかけとなった。