こんにちは、松原です。
事業構築のクリエイティブな可能性を、多様な目でとらえることで可能性にワクワクする場を創りたい。
何か、私にできることはないだろうかーーー?
・・・ということで、先日、第一回目となる事業構築オンラインカフェを行いました。
当日は飲食・教育・保育・企業・育休中・俳優で占い師…etc多様な視点をお持ちの方にご参加いただき、
事業構築って、何だろう??
なんで必要?・・・というところから、松原自身の試行錯誤の中で出会った事業構築の捉え方、
「上手く行かないときはニーズがずれている時」
~といった言葉を紹介し、
1.社会のニーズの変化
~成熟・自己実現・ラグジュアリー社会が一転、生理的欲求・安全欲求を必要とする社会に
2.「やりたいこと」を「必要とされる形に」
~これまでとは社会背景が異なるため、同じやり方では難しいことも。
これまで積み重ねてきたエッセンスを、「今の社会」に必要とされる形に、どう変化させるか?
3.まずは、お尽くししてみましょう
~ニーズの変化を受けて、「無料」をテストマーケティングに活用
入り口としてのツール・フォームズ・イベントページ等の活用でブラッシュアップを図る
4.信頼を積み重ねて、必要とされる形へ
~まずは利益を求めず、お尽くしする。
この人・会社があると、助かる!と感じてもらって初めて「必要とされる形」=利益が見えてくる
~といった流れで社会に起きていること~新型コロナウィルスによって変化した社会の常識と、
それぞれの感じていること・立ち位置によるニーズのちがい・それぞれが今いる場所でできそうな工夫など、
1時間半の中で盛沢山な時間となりました。
ニーズって何だろう?
今回のテーマは「ニーズ」。
ニーズとは、人が「こうしたい」「こうなったら伊那」と感じていること・願い・必要としていることなど。
人が何か行動を起こすとき、そこにはニーズがあるといわれています。
~とはいえ、いきなり「ニーズを探ってみよう!」といってもピンときませんね。
まずは、自分に置き変えて考えてみるのが分かりやすいでしょう。
さて、みなさん自信に矢印を向けて考えてみてください。
Q.コロナ前とコロナ後で私たちの生活や欲するものは一緒でしょうか?
Q.選択するものは一緒でしょうか?変わりましたか?
Q.もしも変化したものがあるとしたらーーー?
たとえば・・・
ペット(動物モノ)が注目を集めるのは、なぜ?
最近インスタや動画・TVなどでも動物モノを目にすることが増えたのではないでしょうか。
松原も 時々インコの写真や動画をUPしますが、これまで、インコの動画は「マニアック」な目で見られていて
あまりコミュニティ以外では「いいね」の数は多くありませんでした。
ところが・・・なぜか、コロナ以降は100近い「いいね」が付いているのです!
えっ?インコファンが増えた?---そんなわけはありません。
なぜ、
ここに、どんな人のニーズがあらわれているのでしょうか。
・癒されたい、癒しを求めている。やわらかい。
・人とつながりたい、心が何かを求めている
・ぬくもり・感触(3蜜になってしまう・・・!)
・先が見えない・・・不安があるからこそ、癒されたい。一時的な心の安心を得たい。
~などなど。こう考えてみると、身近に感じられてきますね。
~こういったことをきっかけに、それぞれが感じているニーズの変化・プレッシャーになっていること・
逆に社会が変わったことによって、
かなわなかったニーズに後押しの動きが出て便利になったこと・不安を感じるリスクなどもお話の中で上がってきました。
多様な視点によって、社会のニーズが見えてくる
普段、私たちがかかわる人は、近い価値観・生活パターン・共感できる人が多いのではないでしょうか。
とはいえ、社会は多面体です。
自分にとっては「えっ!」と思うようなことも喜ぶ人はいますし、
逆に「絶対意味があるはずだ!」と思っていても 一歩そのコミュニティの外へ出ると
全く反応がないこと・「いいよね!」とはいうものの、購買や事業としては成り立ちにくい形もあります。
ここに集まっている人は、社会の縮図。
様々な視点・興味・価値観・生活パターンを過ごしている視点から物事を捉えたときに
どのようなニーズが浮かび上がってくるのでしょうか?
こういったことを踏まえて、自己紹介タイムとして、
・呼ばれたい名前
・していること・興味があること・やってみたいこと
・気になってること
・得て帰りたいもの
~について、一人一人お話をしていただき、
そこに松原がコメントを挟むファシリテーションの形で全体シェアを進めていきました。
みなさんが前のめりになっていたところをシェア
他者のシェアを通じて新たな目線を知り、それを客観的に捉えることによって視野が広がる。
~この理論を自分の事業に当てはめて考えると、どんなことができるだろうか?
…そんな思考回路を皆さんにオススメすると、前のめりにメモを取る姿が。
とくに真剣さが増していたポイントを、以下にてご紹介いたします。
やりたいことを続けるために、ビジネスモデルを創る
雇用されている側の意識と、事業を作っていく側の意識は別。
社会にとって意味があること・やりたいことを形にしていくためには、手元のキャッシュが重要。
3つの段階で考えることが大切。
1.すぐお金になるもの (低価格でもすでに自分が持っているもので、社会から必要とされるもの。自分がやりたいかどうかは横に置く。)
2.社会に必要とされるもので、ニーズの深いもの(じっくり仕組みを作り、少々価格設定を上げる)
3.本当にやりたいこと(浸透してから、知ってもらった後で初めて手に取ってもらえる。利益を手放しつつも、充実感を得られる)
~が、なにに当たるのか?
棚卸をしつつ、経営戦略を練っていく必要がある。
子育て支援:対象者とお金を払う人が別の場合・・・お金を払う側の表ニーズと裏ニーズを意識する
対象者とお金を払う人が別の場合、お金を払う側にも大義名分が必要
お金を払う人が手に取りやすい商品にして、深い部分のニーズを満たせる工夫をする。
結果的に対象者がHappyになれば、OK!
〇〇を通じて満たしてきたお客様のニーズは?
社会の変化により、常連さんの足が遠のいてきている
変化をチャンスに、エッセンスを棚卸し
今の時代に合う形へと変化させていく。
たとえば・・・今は情報発信はyoutubeも大きなヒントに。
Youtube Channelに紹介されている#の後ろの言葉(その時々で変わる)に当たる部分を
自分の事業でやるとしたら、何ができそうか?
~時流に乗ることで、時代の中で求められているエッセンスが見えてくる
~応用することで、有料することができ得る価値に気が付く
リアルでなくちゃ!?執着を手放し、本質的なニーズを見出す
三蜜からたくさんの恩恵をいただいて生きていた・・・それは尊いこと。
ただ、そこに固執していては食っていくことができない。
この先1年半~2年はこういった状態が続くという予測が出ているのであれば、
現実を受け入れて″タラれば”は一旦、手放しましょう。
たとえば、触れ合いながら暮らしていても心がすれ違う夫婦・
同じクラスで笑い合っていても発生するいじめなどもある。
3蜜体験によって得られていた「本当に大切なエッセンス」は何なのか?
~その価値:ベネフィットを、形を変えて提供していく。
便利になり、開かれるほどに、信頼できる人に相談をする
有名大学の授業がオンラインで無料、家に居てもできる選択肢が増える・・・
自分なんかが今からやって、できることはあるのか?
~不安になることもありますが、いざ本当に必要となった時に、だれから物を買いますか?
権威のある人・安いところ・有名人・わがままに答えてくれる人・・・
人は、7回接点があると、信頼を感じやすいという。
ブログでの発信・ステップメールで定期的にかかわるようにする・・・など、
お客さんにとって一番近くで、何かがあった時に一番に声を掛けたくなるように
ブログ発信やSNSで発信をすることは大切。
一方で、発信をするのであれば・・・ナルシストな投稿はNG!
お客様=対象者のニーズを棚卸し、一人具体的な人のイメージを決める(ペルソナという)
その人に向かって、その人が困りごとを解消できるように
・具体的な困りごと
・気持ちに寄り添う
・ニーズに対してのベネフィット提案
~というような流れで発信していくと信頼が積み重なっていく。
~などなど。
お互いのお話がそれぞれの気づきにつながるのが、豊かですね~💛
参加者の声を一部ご紹介します
自分が発信することに対してのお客様のニーズを考えた時の視点や発想が大切だなぁ
と思いながら、自分の思い浮かべていることと重ね合わせることができました。
「相手のニーズ」を具体的に考えてみるという発想が自分にとって全く新しかった。
他業種の考え方や悩みが聞けて参考になりました。個人の努力と知見では限界があると感じ
必要なのは自分の外にある意見も大事だと思いました。貴重な時間をありがとうございました。
自分の今までの考え方を見直すことができました。
なぜ?どうして?という経験談をお話してもらえたことで、あの人だからできたんじゃん!といった逃げの考え方ではなく、
自分の考え方を改める必要があることに気づかされました。
通常なら出会わなかった方とZOOMを通して出会えたことで、
何を目指そうとしているのか、どんなところでつまずいているのかを知れたことも大きな収穫でした。
ファシリテーターとしてZOOMで今回の様なことをする場合のスキルも学ぶことができ、
とても有意義な時間であっという間に時間が過ぎてしまいました。ありがとうございました。
様々なビジョンを持たれている方のお話を伺うことができ、面白かったです。
松原さんの説明が分かりやすかったです。
参加者の方々のざっくりとしたアイディアに対して、事業目線の的確なアドバイスをされており、とても勉強になりました。
普段あまり接点のない方々とお話しができたのもよかったです。
印象に残ったこと
学んでいることは事業構築でしたが、進めていく方法は、相手のニーズ、必要として
いることに繋げていくことなんだなぁ。。と、温かい気持ちになれました。
自分にとって一見ハンデだと思っていたことは他との差別化の役に立つ可能性がある事に驚きました。
ニーズはどこにあるのか。そのニーズを拾い上げるための手段、方法について。
自分の物語として感じられるよう、その人たちが使っている言葉をつかうこと。
話が広がってしまいそうな時に
ここで一旦止めるねと良い塩梅で区切っていたのが印象的でした。進行の仕方も勉強になりました。
気づき
いろいろな方の話を聞いて、また別の視点からも自分の思いを考えるきっかけになりました。
「ニーズ」がとても身近な者であるという事。「何が求められているか=あったらいいな」を現実的に具体的に知る事。
自分の中でニーズと感じていたことは、実は自分のやりたい事が先行していたこと。段階的な集客は行っていましたが、そのひとつずつの段階に戦略がかけていたこと。
どんなに良いものでもなぜあなたにという壁を突破しないと買ってもらえないこと。
これからできそうなこと
発信のツールを学んで、発信を少しずつしていくこと。そして知ってもらうこと。
モニターを募集して、してみること。
ブログやSNSの活用。
発信
これからへのリクエスト・話してみたいテーマ
ニーズが伝わるイベントページの作り方。
それにまつわる言葉たち。
振り返りからのニーズの得かた。
どんな人におすすめしたいですか?
発信したい方、お店経営をしてる方
この状況で困っている経営者
思いはあるのに躓いているひと。
このままでは終われないと抗っている人
自分で何かをすることを考えている人はもちろんですが、稼ぐってどういうことなんだろう?
とざっくりとした疑問のある方にとっても、他の参加者から刺激を貰えることは間違いなしなのでお勧めできるなぁと思いました。
次回事業構築オンラインカフェは、6月13日(土)10:00~11:30
事業構築の可能性を一人でも多くの人に知ってもらいたい!という想いからスタートした
事業構築オンラインカフェ。
やってみて、私も血が騒ぎました♨
もっともっと、一人一人に寄り添う事業のアイディア提案や、できることが見つかるお手伝いがしたいと思っています。
事業構築の視点を知ることは、実はできることが無限に見つかるワクワクすることでもあります。
一緒に考えてみませんか?
次回は、6月13日(土)です。ご活用ください。
▼こちらから
とはいえ、オンライン事業構築カフェでは表面的な提案はできますが、
状況が変化すると、また別の手を打つことが必要になります。
というのも、新型コロナウィルスの影響は現在第一波目の終わりが見えてきたかどうか・・・というところではありますが
この後、第二派の懸念・生活様式の変化・学校9月スタート説・企業のあり方働き方の見直し
三蜜を避けることによる需要の変化はますます進み、
コロナ禍を受けた経済の傾きが深刻になるであろうことが予測されるためです。
その都度、波に翻弄されるのか?
それとも、都度立ち止まり、自分の目で状況を捉え、
脳みそに汗をかいて真実を見出し、アクションを重ねて生き残っていくのか。
そういった中では基本となる概念:そもそもの「ニーズとは?」「ベネフィットとは?」「戦略はどうとらえる?」
外部環境の変化をどういった視点から捉えて、市場の変化をどう読み解き、
段階を踏まえてどう手を打つといいのか?といった普遍的な知識こそが重要になります。
私自身、事業構築を教わった方に厳しく言われたのは
事業構築は「自分で考え、自分で判断できるようになってください」という言葉でした。
それらをじっくりと自分の力として身に付けていきたい方は、
事業構築研究会で目線を養い、ビジネス視点でのものの捉え方を【課題】を通して筋トレをしていきましょう。
9か月かけて落とし込む、事業構築研究会 第一回目は5月14日20:00~です。
▼お申込みは、こちらから
質問はお問い合わせから、お気軽にお寄せ下さい
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