認定ファシリテーター講師育成講座 2期ZOOM3、終了しました。

今回は「気づき」を「引き出す」をテーマに、
「気づき」とはなにか?
「気づくことで何が起こるのか?」
ーーーといったことを参加者と一緒に考える中で
気づきがもたらす伸びしろや振り返りの力を実感し
そういった場をどう作っていくのか・・・といったことを入口に
ファシリテーター講師の在り方を見つめていきました。

松原がファシリテートをする場の中では
「主役は、皆さんです」
~という形で始めてい行きます。
これは、
自分はどう感じているのだろう?
どこへ向かっているのだろう?
どうなりたいんだろう?
~と、アンテナを立てるところから始めることが
その後の気づきにつながっていくためです。

全編を通して参加者が自分ごとになるインストラクション・
場に問い掛け、一緒に創っていく感覚を大切にしていますが、
何より大切な基盤となるのは 一方通行ではなく
参加者の気づきを引き出すコーチングの場であること。

つねに問い掛ける、参加者とやり取りをしながら
自分の中の答えにアクセスしてもらうことを
繰り返していくことで、気づきの場が生まれていきます。
プログラムを組みつつも、
受講者の答えを待つ・気づきに寄り添うことへの難しさ、
もどかしさについても
声が上がりました。

こちらに関しては、じつは「参加者が答えを持っている」と信じられるかどうか?
~という講師の心の筋肉が試される部分でもあります。
答えを持っていないんじゃないか、こっちに導いてあげたい・・・が強すぎると
受講者が考えるのを辞めて、受け身のスイッチを入れ始めます。
もちろん、それでもいいのですが、ポイントは
最終的なゴールだけを握って、常に「答えを持っている」に立ち返り、
それぞれの答えに気が付くファシリテーターとしての在り方を選び続けていくことです。

この辺りは、実際にアシスタントに入っていただく中で
体感していただけたらと考えております。

また、この講座を受講していく中で、

それぞれが日常の中で場を任される場面が出てきたという嬉しい報告もいただきました♪
意識のアンテナが変わると、日常の中にチャンスが生まれてきますね。
活躍の場が広がっていくのが楽しみです!

 

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