こんにちは、スタッフの山本です。
本日も松原の記事をご紹介します。
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こんにちは、
保育士コミュニケーション講座、
講師の松原美里です。
今回は、
「相手も自分も尊重する“アサーティブ”な伝え方」
をお届けします。
【まずは、自分の状態を調整すること!】
言いにくいことを伝える時・・・
たまりにたまったことを伝えようとする時・・・
緊張してつい力んでしまうことはありませんか?
そうすると、受け取る側に威圧感や感じの悪さが伝わり
険悪な状況になることがよくあります。
じつは相手が受け取るのは 言葉の内容よりも
伝える側の気持ちや状態が大きく影響します。
まずは、深呼吸をして自分の状態をフラットにすること。
そこからスタートして行きましょう。
【相手を尊重する言葉づかいを味方に】
言葉づかいで損をする人はいませんか?
人はみんな、「自分の存在を尊重してもらいたい」
という願いを持っています。
相手に物事を伝える時は、
丁寧な言葉づかいを意識しましょう。
どんなふうに見える人も、
それぞれの立ち位置や背景の中でやむを得ぬ事情があり
じつはみんな、ベストを尽くしています。
納得が行かないことかもしれませんが
前回お伝えした“理想の状態”に一緒に近づくため、
まずは相手の“ベスト”を、言葉遣いの姿勢として伝えましょう。
たとえば、
「いつも○○の姿勢から学ばせていただいております。」
~といいところ・上手くいっているところ・
尊敬しているところを言葉で伝えましょう。
その上で、
「○○していただけますか?」
「○○と感じているのですが、いかがでしょうか?」
「○○していただけませんか?」
~と、リクエストを伝えましょう。
そうすることで・・・
相手が年上の場合、
「相手を尊重することができる礼儀の正しい人」として
一目置いてもらうことができるでしょう。
年下の場合や、なあなあになってしまっている関係の場合、
丁寧な言葉づかいによって、意識的に
一定の距離感をもたらすことができます。
【相手も自分も“お互いの存在を尊重”するスタンス】
伝える上で大切なのが、心の立ち位置です。
へりくだりすぎるのではなく、
横柄になるのでもなく、
心の立ち位置は対等なイメージです。
必要以上にへりくだりすぎると、
人間も動物なのでその空気感が伝わり、
軽く見られることがあります。
謙虚と自己肯定感を低くすることとは
混ぜてはいけません。
強気に出て横柄な態度になってしまったり、
相手を見下したような態度と相手に感じられると、
相手の怒りを買い、反撃を受けることがあります。
~それは望むところではありませんね。
この、「自分・相手をどういう存在と捉えているか」
・・・というのが相手との関係性を創る上で
重要なカギとなります。
大切なのは、同じ人間同士として、
相手の存在を尊重するとともに
自分の存在も尊重すること。
どちらも大切な存在であり、
そこから創っていく。
そのために「伝え」て
「共に考え、次の未来を創り出す」
~ということを対話を重ねながら進めていきましょう。
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以上となります。
本内容の実践ワークをご希望の方、
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