保育者が受ける研修には魅力的なものが様々あります。
その中で、より現場に落とし込み、研修を実践に生かしていくことを考えた時に
大切なのは 学びが「自分ごと」になること。
「気づき」を得て、「どう生かすのか?」を考えて
現場に落としこんでいくための知恵を絞るというプロセスが必要です。
一方で、現実的にはそのような研修が少ないことを、
私は非常にもったいないと感じています。
認定ファシリテーター講師育成講座、
東京実践集中2日目が終了いたしました。
今回は少人数ということで、
・気付きを引き出す
・変化を体験する
・日常に持ち帰る仕組みを作る
・テストへ向けた準備
~といった流れで濃密にワークを重ねながら進めていきました。
3年前、
「自分一人でできることには限界がある。
様々な在り方の中で、保育者の可能性を開いて行ける仲間の輪が広がっていけばいいな」
~といった思いから、
猛烈に「バトンを渡せる素敵な講師を増やしていきたい!」
という思いが込み上げてきました。
どのような形なら伝えていけるだろうか・・・とプログラムを棚卸し、
昨年の0期より、言語化のために様々なアンテナを張り巡らせて改善を重ねてきましたが、
ようやく「伝えたいこと」と、その感触が感じられるようになってきました。
「実践を通して(実際にロールプレイをしたり、ワークをしたり)することで
頭で理解していてもできないところや無意識に避けているところに気づけた。
また、そこにフィードバックしていただけることが非常にありがたいなと感じました。
沢山質問していただけることで深まることもありました。
・システムとして考えること・図にしてみること
・目の前の受講生のエネルギーを感じること
・場の中で起こっていることを言葉にして伝えていくこと
・場をホールドする・場の空気・エネルギーとダンスする
~というのが印象的でした。」
しっかりと受け止めてこれからにつなげてくれようとする姿勢に、
あらためてやってきてよかったな〜と感じるひとときでした。
これからも細々と続けていきたいと思います。
時期 2020年4月~開催
認定ファシリテーター講師育成講座は、関西での開催を予定しております。
その他、リクエスト・お問い合わせとありましたら気軽にメッセージ下さいね。
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