何を話したらいい?~保護者と信頼関係を築くための第3ステップ

「子どもは好きだけれども、保護者は苦手」
~という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、私もそうでした。

さて、あなたは人とのコミュニケーションを
これまでどのくらい経験してきたでしょうか?

両親や祖父母・親戚など、多様性のある人とのつながりを
体験してきた保育者にとっては、保護者はそこまで不安を感じる対象ではなく
かかわり方がつかめてくることでさほど緊張せずに
すんなりと日常で向き合っていくことができるようになるでしょう。

また、学生時代のアルバイト体験で
いろいろな立場や年齢の多様な人とかかわってきた体験がある人も
対人関係力が筋肉としてついてきているのではないでしょうか。

一方で、おもに自分の友達とかかわることが多かった・
学校や塾の先生などとのかかわりで
「生徒」と「先生」といった関係性の中で接することが多かった人にとっては
保護者というのはどうかかわったらいいものなのか…
少しハードルの高い存在かもしれません。

保護者は、子どもの豊かな成長のための大切なキーパーソンであり、
保育者にとってはかけがえのない子育てパートナーです。

松原自身、児童養護施設で職員として働く中で、
さまざまな事情のあるご家庭の子どもの支援をする中で
保護者の存在の大きさを何度も痛感しました。

ですので、まずは
・子どものつぶやきやエピソードを短く伝える
・ちょっとした雑談
「きどにたけかけし衣食住」がおすすめ
・相手の素敵なところに関心を持つ
~などから
始めてみてください。

人は自分にポジティブな関心を寄せてくれると嬉しいもの

「この方はどんな話題を喜んでくれるのかな」
~そんな気持ちで、関わってみてください。

うまくいったらラッキー!
失敗したら、学びメモです。
次に生かしましょう。

いまは自然に談笑をしている先輩たちも、
そういった時期があったはずです。

コミュニケーション力は、
経験値で対応の幅が広がるもの。

「場数を踏む」といいますが、
ドキドキしながらも向き合い続けていく中で
自分なりの間が見つかっていくでしょう。

~というわけで、
保護者と信頼関係を築くための第3ステップは、
「保護者にポジティブな関心を寄せる」でした。

あなたの活躍を、応援しております!