【気付きから予防につながるきっかけを
 未来を創る保育のための不適切保育防止セミナー】

どこからが不適切な保育に当たるの…?
そもそも、不適切な保育って…!?
忙しい中で、つい言葉が荒くなってしまう自分に
自己嫌悪に陥ることも…。

~というわけで、
オンラインにて岡山県不適切保育未然防止研修
「未来を創る保育のために」を担当させていただきました。

これまで、一生懸命に保育をしてきたけれども…
「不適切保育」という言葉を耳にするようになり、
保育に不安を感じるようになった…。
そういった声を、
いろいろな現場の先生たちから聞かせていただきます。

これは、時代の変化とともに
「見てもらって有難い」
「預かってもらえるから仕事に行ける」
~といった集団保育・管理型の教育から
少子高齢化・女性活躍・保育士不足・保育所の開所ラッシュ・
0歳児の定員割れ…と社会が変化していく中で
保育や教育のあり方も、未来を見据えた指針へと改訂され
非認知能力・10の姿・主体性・共主体…と大切なキーワードが見えてくる中で
保育現場の在り方にも変化が求めらる中での
現場の混乱なのではないでしょうか。

何を軸にしたらーーー?
というところでは、ここのところ学ばせていただいている
「子どもの権利」に焦点を当てるとスッとできることが見えてくるのですが
頭で理解をしても、行動につながるまでには時間がかかるのが悩ましいところ。
そこで、今回は入り口として 皆さんに子ども役になりきってていただき
私がVersion1:雑なかかわりをする保育士役
Version2:子どもを尊重する保育士役
~をして、みなさんに子どもの気持ちを味わっていただきました。

Version1は「怖かった」「嫌な気持ちだった」「やりたくない、嫌い!と思った」
Version2は「分かってもらえてうれしかった」「自分で考えようと思った」「もっとやってみたいと思った」
…という感想が。

不快な思いをしたのが…不適切なかかわり。
嬉しい気持ちになったのが…権利を尊重してもらった体験。
非認知能力を育むことができる保育や大人のありかたを目指して
忙しい日常を振り返る中で、
まずは、日常を振り返り、立ち止まることから。

職場の課題としてテーブルに上げて、一緒に考えるところから
小さな一歩を積み重ねていきたいですね。
こちらを踏まえつつ、
来週は岡山での「職場環境改善セミナー」を担当させていただく予定です。