東京都多摩地区にて保育士キャリアアップ研修 マネジメントを担当させていただきました♪
1日目
2022年第一回目の保育士キャリアアップ研修 マネジメント 一日目を終了しました。
初めは不安そうな表情のみなさんでしたが、
リーダーシップ(今年から、仁義礼知信versionに)とワークを終えた頃にはすっかり屈託のない笑顔が見られるように。
午後からの社会の変化と園への影響を踏まえたマネジメント全体共有では、シェアのペアお二人で前に出てきて楽しそうに話してくださる一幕もありました。
園の気になっている課題を理想の状態へ向けて出来そうなことを考えるワークでは、
私のお話しした事例が「噛みつき」だったのですが、
みなさんそれぞれの園に置き変えて考えたことで見えてきたことがあるようで
グループシェアではどこもお腹から湧き上がる思いを情熱的に語って下さっていました。
みなさんの熱い思いは、園をより良くしたいという願い。
思いがあるから、もどかしいんですよね。
二回目に向けて、周囲を巻き込み小さな一歩から動き出すと 見える景色が変っていきますね!
2日目
朝散歩の諏訪神社参拝を終えて…
本日は、国立でのキャリアアップ研修マネジメントの二日目でした。
換気とソーシャルディスタンスとアルコール消毒をしながらも
シェアの時間を恐る恐る過ごしていた一日目。
心が通じる感覚を体感するワークや園のマネジメント課題に気が付くシェアの時間を通して、
最後には「もう終わり!?」とワークの終わりを惜しむ様子もみられた、みなさん。
今日は、前回からの宿題にチャレンジしてみた結果や気づきをQRコードで送っていただき、
シェアするところからスタートしました。
「会議で緊張していた後輩が、私の顔を見てほっとしたようにお話をしてくれました」
「面談で…。」
「クラスの先生と…」
「園の課題が明確になったことで、提案がしやすくなりました」
~と、続々素敵なドラマが場を勇気づけます。
「シェアするぞ!」という意気込みが会場全体から伝わってきたため、
本日はアルコール消毒を推奨しながらも意図的にグループシェアの時間をころどころに入れていきました。
キャリア曲線を通して「回り道をした体験も、今の私の器につながっているのかもしれない」
という気付きにつながり、分かち合いの場に笑顔をもたらしていたり。
チームの意識を底上げするリスクマネジメントでは、「3.11その時保育園は」にすすり泣き、
自園ではどんな工夫ができるだろうかと熱く語り合い。
後輩も同僚も自分もお互いに成長していく支援の中で、
普段の自分の在り方やり方・できそうな工夫・相生相剋論を踏まえた振り返りの中で、
捉え方が変化するのを実感されていたようでした。
3日目
東京都キャリアアップ研修マネジメント 多摩地区開催 3日間、終了いたしました。
二日目の育成の宿題にしていた後輩に思いを伝え、
みなさんからのQRコードでお送りいただいた報告をシェアするところから、スタート!
「伝えてみたら、うれしそうに話をしてくれました。」
「平気そうに見えていたけど、実は不安でいっぱいだったのかも。気が付くきっかけになりました」
といった気付きとともに、
職員の退職・難しい子どもの対応・園内の混乱…様々なことが起こる中で、モチベーションを保つには?
という率直な問いを受けて、
今感じていることを言葉にするワークから、
今日のグループワークメンバーとシェアの時間を取っていただきました。
その後、すっきりした表情のみなさん。
思いに言葉を与えていくこと…忙しい毎日の中ではなかなか後回しになってしまいがちですが…
本当に、大切ですね。
今日は園内研修と働きやすい職場づくりがテーマ。
午後から対話の時間を振り返りで入れたことで一体感が生まれ、終了時には卒業式のような名残惜しいうるうるする場に変わっていました。
みんな、やっぱり分かち合い、自分たちでできることを見つけたいんだな〜!
…としみじみしながら終了後アンケートを読むと、
「ワークが多くて自分で考えるきっかけになりました」という声とともに
意外と「松原の事例をもっと聞きたい」という声も。
えっ、そうなんですか?
じゃあ明日の八丁堀会場ではどんなバランスにしような…と、
思いを馳せる夕暮れ時なのでした。