繭の糸様主催の保護者支援・子育て支援を今月も開催させていただきました♪

1日目

繭の糸保育チームさんでの11月のキャリアアップ研修保護者支援・子育て支援、1日目。

私たちが育った頃の地域に思いを馳せると…
転勤族の社宅育ちで周りにお互いの存在を知っている人同士が住んでいたり、
村の全員がお互いの家庭を知っている関係性の中、見守りの心強さを感じていたという人も。

一方、最近気になる事例としては、子どもを叱らないことが優しさだと捉えて
放任のようなケースもみられるというお話もありました。

どこまで、どんふうに関わっているのか…
といった保育者にとっての当たり前:職人スキルについて
見方・捉え方・具体的な準備や声かけなどを分かち合うことも大切な支援になります。

withコロナになってからは動画やアンケートを活用してお困りごとを解消し
足並みを揃えていく努力を重ねられているとのシェアに視野が広がる一幕も。
「いいことやポジティブなことばかりではく、園と家庭とで子どもの発達段階を踏まえた課題を共有していけると、二人三脚がしやすくなりますね」という声に深くうなずく一同なのでした。

 

2日目・3日目

本日は、繭の糸保育チームさんでの保護者支援・子育て支援の最終日。

なんか、気になるな…。「?」…などなど、
保育者が感じる違和感は、子どもや保護者のサインかもしれません。

1日目・2日目…と研修を受けて現場に戻る中で
保護者とのやり取りについて立ち止まり、思いを馳せる場面が増えたとのお話がありました。

本日のメインテーマは虐待ということで
「どこまでが虐待?」「このケースは?」
~と、率直な不安やもどかしさを伝えて下さるのですが…
大事なのはそうなる前のサインをどうキャッチできるか―――ですね。

身近な家族の課題をフォーマットに置き換えてできることを見つけていく場面では、
スイッチが入ったように「あの機関とこちらをつないだ方がいい」と話し合っている様子が印象的でした。

最後は、松原は一歩引いて受講者同士でのJAMBORD。
この段階になって、あらためてまた別の魅力が出てきたのがおもしろいですね。
自分からのアウトプットを通じて人は輝き、充足感を得られるものなのかもしれません。