秋は研修シーズンということで…

先日は港区の園長先生、主任さん、
ミドルリーダーさん、リーダーさん、看護師さん、栄養士さんなど職場のリーダーシップを発揮する86人の皆さんと一緒に
育成に関するマネージメントについて考えていきました。

みなさんの事前アンケートからは、
後輩や職員さんにどう関わったらいいのか?という
育成への戸惑いが伝わってきました。
特にみなさんが頭を悩ませていたのが
「保育者の当たり前の言語化」の難しさ。
うまく伝えられない自分へのもどかしさや
無力感が苛立ちとなり、
誤解につながっているとしたら…
悲しいですよね。

ブレイクアウトルームにて、
もどかしい思いをしていることを
それぞれのテーマにして言語化し、
お互いに声にして伝え合うことに
チャレンジしていただきました。

たとえば…
「シュミレーションは大切だよ、と伝えているのに
 なかなかしようとしないんです。
  だから、本番になってわからなくなりパニックになる。
 あらかじめ疑問に思うことを一つ一つ解決していけばいいのに。」
〜というお声が。

たしかにそうですよね。
イメージができれば、その分 
備えもできるかもしれません。
とはいえ、見たことやったことがない人にとっては
そもそもシュミレーションとは何だろう?
何をどうシュミレーションしたらいいのだろう?
それをすると、どんないいことが自分にあるのか?
〜などなど、謎がいっぱいなのかもしれません。

そこを言語化するとしたら…?
各小部屋でのチャレンジの後、
「いままで、言葉にして伝える…ということを
 意識したことがなかったかもしれません。
 難しいけれど…やってみたい。
 できることが見つかって、良かった」
〜とお話されているのが印象的でした。