事業構築研究会 Vol.12を終了いたしました。
前回はSWOT分析で終わったので、今回はPPM分析から。
花形・金の成る木・問題児・負け犬…すごい表現ですが(笑)
自分の事業に当てはめると、やらかして赤字になっているものをどうするのか、とか。
おかげさまでいい状態で進められているものの利益を、
どこにどう投資していくか…などなど。
あらためて客観的に考えるきっかけにもなります。
それらを踏まえて、今回のテーマは戦略立案。
セグメンターション・ターゲティング・競合の設定と自社の比較・
ポジショニング・マーケティングMix…と進めて行く中での、
まずは「セグメンテーション」と「ターゲット設定」。
私はここ12年ほど保育士さん向けの講座を主催していますが、
やりながら「保育士さん」と一言で言っても様々な価値観・ライフスタイル・
趣味趣向・年代の方がいらっしゃり、
それによって求めているものやベネフィットも変わってくるのだということを学ばせていただきました。
実際、施設長になってみて
自分のところの職員と面談をしたりなんだりしていると
「そりゃそうだよなぁ~。」としみじみ思うのですが、
「どんな人に」役立ててもらいたいのか?
その対象者を明確にすることによって、役立ててもらいやすくなるというのも一つです。
タレント性のある方の場合、
「チャネルの確保」から始まるのでまた別なのですが、
私のような「お役に立ちたいコンテンツ」がある場合は、
本命となるターゲットを明確に定義することによって
必要としている人に届きやすくなります。(ブログを書くときなども)
事業を始めたころ、「どんな人に届けたいですか?」と聞かれて よくはまっていたのが、
「選ぶなんて、できません。必要としているすべての人に!」というやつです。
これは、当時一緒に勉強していた仲間とも話していたのですが、
一人に絞るのは勇気のいることであり、驕りではないか…という感覚がありました。
でも、ちがうんですね。「すべての人に」は、だれにも刺さらないということ。
「あなたに役立ててもらいたい」を明確にすることでぶれなくなり、
「私のため!?」が生まれてきます。
振り返りながら学びを深めることで「そうだよなぁ」と思うことあり、
「こんなふうにしてみよう」という発見あり。
また、人に伝えようと思うことによって、
わかりやすい事例を探したり、自分に置き換えて伝える練習になったり・・・。
変化の時期こそ、学びは大切ですね。