こんにちは、松原です。

 

今、各地で研修を主催されているみなさまの中には、

新型コロナウィルスの影響を鑑みたときに

●三蜜を回避する形で、新しい生活様式にのっとって研修を開催する

●今年度は第二波の影響が不透明のため、
 会場を抑え集客をして中止になるリスクを思うと 延期して様子を見るしかない

●新型コロナウィルスのリスクがあるのであれば、中止せざるを得ない

~といった葛藤の中にいらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

~そもそも、現場にとって研修は 「中止」や「延期」にしてもかまわないものなのでしょうか?

こういった非常事態にこそ心をつなぎ、技術を底上げし
明日へのモチベーションを高める
現場の力になり得るものなのではないでしょうか。

 

ここでは、「どちらか?」という選択肢ではなく、
どちらになっても「研修という機会を生かすことができる」ための準備をおすすめします。

 

リアル研修でしか得られないものとは?

新しい生活様式において制御されることが多くなるものが多くなる現実もあり、

本当の意味で どこまでリアル研修の路線を指示していくのかーーー
頭を悩ませるところもあるのではないでしょうか。

以下は、松原が実際に「新しい生活様式」後に開催したリアル研修での工夫と
得られたものを図式化してみたものです。

WITHコロナ時の工夫

距離を開けることで感じられる「空間」と「場」

ゆったりとした距離を保つことでそこにいる人たちの心の在り方が周囲に現れ、
より「場」が際立ちます。

~こんな時だからこそ、
アイコンタクトジェスチャーを活用して意図を伝え合うワークが面白いかもしれません。

視覚・聴覚・体感覚を豊かに生かすツールを活用

ホワイトボード・写真など、ツールを使うことで情報や手段を増やし
距離が離れていても、伝えあえる・響き合うことができる
気づきの場を創っていくことが可能です。

共にいること・場の共有で生まれる一体感

たとえ、同じ方向を向いて話を聞くだけであっても、究極の話

その場を味わう、同じ話を聞く、といった共通体験が自分を作る一部になります。

オンラインの場合、気軽な一方で
「聞くだけ」「何かをしながらそこにいる」「ほかに気を取られてしまう」といったことも起こり得るため
そもそもその「場にいる」という体験自体が、言葉にならない価値を生み出します。

オンライン研修で得られるものとは?

一方で、オンラインでも得られる学習の効果も、最近は実感しております。

とはいえ、不慣れな作業・新しい取り組みにしり込みしてしまったり
窓口に許可を得ていく必要があることから、壁があることも現実です。

実際のところ、どんないいところがあるのでしょうかーーー?

語り合うことができる

三密を回避する中ではなかなか難しいシェア・ディスカッションですが、
ブレイクアウトルームを使うことで、
オンラインであれば、空間を越えて意見や情報を交換することができます。

講師と近い距離で学びを受けることができる

遠くの席からだと小さい姿でしか見えないこと・
ホール内の環境によっては音が聞こえづらいこともありますが
リモートの場合は Iphone等についてくるヘッドホン🎧を使うことで
リアルな音を聞き取ることができます。

チャット機能で気軽に質問・感想のシェア

内気でなかなか質問ができない人もいますが、
ZOOM研修やウェビナーの場合はチャット機能を活用することで
得たい内容への回答を得ることができます。

ハイドリーム・ロードリーム 両方への対応を

これらを踏まえた上でのご提案です

先の見えない未来に一喜一憂するのではなく
両方を準備していきませんか?

ハイドリームとは、最高の状態のこと。

今でいうと、コロナが次第に収束していき、世界に日常が少しずつ戻ってくる状態。
そうなることを、心から願います。

一方で、ロードリームとは、最悪の状態です。
新型コロナウィルス感染が蔓延し、なかなか収束の兆しが見えなくなったら・・・

そういった中で、オンラインであれば実施できるのであれば
切り替えてもいいのではないでしょうか。

大切なのは、「どうなっても対応できる準備をしておくこと」。
そのために、私たちも情報収集をしながら これまでとは違った知識の共有や
スキルの獲得(オンライン開催時のクオリティにも関わります)など
配慮を重ねて、どんなときにも対応ができる状態を作っていきたいですね。