こんにちは、松原です。
新型コロナウィルスの影響で、地域ごとに自粛の要請が出始めている園も増えてきました。
ご協力くださるご家庭も増え、子どもの数が減り・・・
そうなると、保育者も交代で有給を消化したり、休暇という形になったり
オンライン保育の取り組みをされたり
自宅待機という形で保育につながる自主研修をされる園も
増えてきているのではないでしょうか。
自己研修、なにをする?
とはいえ・・・これまでは研修というと
三蜜を大切にして来た保育の現場。
在宅といえど、そういった要素に当たらない新たな選択肢が必要となります。
いったい、何をすればいいの・・・??
途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな中、在宅勤務を控えた園長先生がSNSで保育者仲間に募ったアイディアと
それらを元にご自身のアイディアをまとめられた投稿が素晴らしかったので、
以下、こちらにてご紹介をさせていただきます。
* * * 横浜のとある保育園 モンキー先生より * * *
【みなさんへ感謝&在宅勤務内容決定】
たくさんのコメント、ありがとうございます😆
すごく、すごく、参考になりました!!!
本部とのやり取りをし早くて、
4月15日(水)
から在宅勤務を行える方向になりました❗
在宅勤務内容は、
↓
①「課題」を選択し、どちらか1つ実施する
・リストにある「本」と「動画」、どちらかを選択してください。
・「動画」を選択した場合、次の在宅勤務の際は「本」での課題をしてください
・「課題報告書」を作成してください
<確認方法>
・在宅勤務翌日に、INボックスに課題報告書を提出してください
②制作物の作成
・クラスの制作担当となっている月の制作見本
・手作り教材作成。ただし、必ず主任に相談し、OKが出たものを作成
・誕生会の出し物作成、または練習(新人はOJTの確認が必須)
<確認方法>
・作成した物を施設長に見せる
③ピアノ、または手遊び、体操、室内遊び等の「保育のポケット」を広げる
・原則として、自分が未収得の「新しいもの」を練習する
<確認方法>
・保育中、披露する
④自身で「必要」と感じる業務を行う(目安1時間)
・(例)園内教具の提示練習、園寄付の手作りマスク作成など
・特に業務が思いつかなければ、(1)の「動画」または、「本」の課題を1つ増やしてください
↑
という文書で、先生方へ伝えました!
①は、在宅勤務でどちらはして、余った時間で②~④をするという形です😊
①の「本」は、経験年数によって、リストの本を変えて、保育所保育指針はもちろん、
・「あたりまえ」を見直したら保育はもっとよくなる
・日本が誇る!ていねいな保育
・死を招いた保育
などはもちろん、経験高い職員には、
・1万人のリーダーが悩んでいること
・無印良品は、仕組みが9割
・教える技術
と、ビジネス関係の本もリストに入れました📖
「動画」は、
・松原先生の「うめちゃんねる」
・ちょびちゃんの「保育所保育指針動画」
・保育ドリプラの「保育シャベルンジャー」 ・「保育の世界を旅してみよう」
などをリストに入れました👍
1週間くらい経ったら、
・「保育と未来を良くする会」の動画もリストに加える予定です😊
法人としての「制限」もあり、それをクリアしないといけない部分もあり、
その中で上記のような形で在宅勤務を行うこととしました!
この在宅勤務も長期間することを想定しています。
1週間くらい経ってから先生方に、
「こんなことを在宅勤務でできたら嬉しいアンケート」
を行う予定です!
そのアンケートに基づいて、在宅勤務の「課題」を変更していく予定です😊
こっそりとそのアンケートに紛れて、
いただいたコメントで行ってみたいことを、僕の方で入れようと思っています😁
途中途中で、ちょっとした「アクセント」を入れながら、
この状況を少しでも前向きに進めたらな~と感じています!
ここまで考えてこれたのも、たくさんのコメントをいただいたからこそです‼️
本当にありがとうございました😆
* * * * *
新型コロナウィルスの影響が長期化するであろうことを見据えると、
新薬の開発・終息がみられるまでの間、
在宅勤務~テレワークといった働き方が保育者の中にも増えてくるでしょう。
今ある環境/状況の中でできること・やってみたかったことに意識をシフト
実は松原自身、部下に
●妊娠中でつわりのひどい保育者
●介護で勤務に入りづらい保育者
~への働き方の提案として、どんなことができるのだろうか・・・と
様々な業種を超えて、情報収集を行っていた時期がありました。
その時期、ネックになっていたのは「シフト」でした。
シフトではなく、在宅という状態の中で、どんなことができるだろうかーーー?
こちらの例を参考に、ぜひ園内でもあれこれアイディア出しをしてみてくださいね。
<関連記事>
【オンライン】2020年「保育リーダーのための成長し続けるチームを創る育成勉強会」
【オンライン開催講師育成】各地で子育て支援・保育・教育の講師活動をしませんか?