こんにちは、スタッフの山本です。

お伝えしてきました保育士のための

 

「後輩に伝わる指導の仕方」

 

3つ目のポイントをご紹介していきますね。

 

3.相手のペースに合わせる

相手がのんびりしているように見えて

イライラしてしまうとき。

はたまた、理解不能な言動が多くて

怒りがMAXに達しそうになっているとき。

~そんな時、思わず

「こらーっ!!!

ちゃんと言ったとおりにやらんか!!」

……と、怒りの声を上げたくなる---。

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ええ。

私は上げていました。

超マイペースな後輩に対して。

そして結果は……全く逆効果でした。

「はぁ~~~~?」

……という顔をされて、会話がかみ合わなくなります。

そして……双方ともに、ストレスが溜まります。

そんな時は、怒りたい気持ちを一旦横に置いて

相手のペースに合わせるのが得策です。

 

●相手の世界観

何を大事にしているのか?

どんな時に喜びを感じるのか?

 

●相手の呼吸

浅い呼吸なのか?

深い呼吸なのか?

 

●相手の話すスピード

早口で話す人なのか?

おっとりとした話し方をする方なのか?

 

●相手の口ぐせ・声のトーン

(もしあれば)

イマドキな言葉を使っているなら、あえて真似してみる。

~これは、心理学で言うところの『ペーシング』です。

人は、自分と違う存在に対して

恐怖や不安を感じて、自分を閉じてしまう性質を持っています。

閉ざした相手に対して、物事を伝えても 一方通行になりがち。

 

まずはこちらに心を開いてもらい、

双方向のコミュニケーションができるようになってから

相手に分かる言葉で伝えていくことが大切です。

私は相手のイマドキな口癖としぐさから入りましたが、

そこから彼女のいいところが

たくさん見えてくるようになりました。

だまされたと思って、やってみてください。

驚くほどの効果が生まれますよ。

 

職場でも実践してみてくださいね。
次はこちら:ポイント4「当たり前」のハードルを下げる