こんにちは、スタッフの山本です。
保育士にとっての成長とは?について、代表の
想いに触れていただければと思います!
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保育園→児童養護施設→個人事業主→施設長
~というわけで、移植の経緯を経ながらも
やっぱり小さいころから憧れてきた保育のお仕事に戻ってきた私。
いまは新人さんから中堅さん、チーフ・主任・事務・事務長と一緒に
園を運営していますが……。
毎日同じことをしているように見えて、
保育士にはいくつかの成長のステップがあることを痛感しています。
今日は、そんなステップを、ちょっぴり立ち止まって
一緒に見てみたいと思います。
たとえば、ず~っと保育士をやってきて、
一通りの保育の仕事や役割は身についた。
親御さんへの接し方も、試行錯誤しながら覚えてきた。
一人前のプレイヤーとして活躍できるようになった状態です。
そうなると、次にやってくるハードルは、新人育成だったりします。
自分が覚えて身に着けてきたことを、
同じように教えても個性はそれぞれ。
どう伝えたらいいんだろう?
どうやら頭では理解してくれたようだけれども、今度は行動が伴わない。
そうすると、できるようになるまで「待つ」ということが、
とてつもなく忍耐を要するものだったりします。
そして---「待つ」ことや「期待」することを手放した頃、
いつの間にか新人さんが、ある程度のレベルまで成長していることに気が付く。
そうやって、新人育成というハードルを後ろ目に。
今度は、園全体を見る視点を養い、周囲の人間関係にも配慮しながら
使命感を持って導いていく
ちょっぴり大きなハードルが立ちはだかります。
自分のパートだけではなく。
それぞれの視点や言い分のちがい・利害を超えたところで
全体が良くなっていくために、何ができるだろうか。
ここには、自分自身の葛藤も入ってくるでしょうし
さまざまな視点をトータルで眺める大きなスタンスが必要になります。
それが何とか機能するようになると、次にやってくるハードルは
主任や、管理職というお役目。
園全体の相談役として、問題点が表面化してくる前に
いち早くアンテナでキャッチし、解決策を導き出していったり。
それぞれの相談事に 現場視点で寄り添いながら、アドバイスする。
ここには、さらに大きな長い目で見た視点も必要になってくるでしょう。
現場の大きな指揮官ですね。
そして、施設長。
大きなお皿を広げて、
子どもたち・親御さん・保育士・働いてくださっているすべての人が
気持ちよく自分の力を発揮して、有意義な時間を過ごせるように配慮をする。
(時にフォローにも入るよ!)
ここには予算や経費・収入とのバランスもあり、
労務の問題も入ってくる。
「思い」を大事にしながら、「経営」をどう回していくのか。
そんな葛藤を感じる立ち位置です。
(現場にいたときなら、あーだこーだ正論を言えたんですけどね☆)
保育の最高責任者として知識のアンテナを広げるとともに
経営の視点~数年後までの園・関係機関・業界の動きを踏まえて
数年計画を立て、自発的にアクションをつなげていく。
~これは保育業界のお話ですが、
会社や他の業界でも似たようなシステムになっているのではないでしょうか。
いつも目の前に見えているハードルは、
あなたが成長したから用意されています。
「自分の限界はここまで」
「やり尽くした」
~なんてことは、一生ないかもしれません。
だから、自分をあきらめないで。
逃げないで両足で踏ん張ってほしいと、
心から願っています。
そして、それぞれに用意された
“ハードル”を越える力をサポートするのが、
私のお役目なのだろうな……と感じる、今日この頃。
自分の園の職員のサポートとともに、
オープンの講座で保育士さんのサポートをしたり。
ご依頼をいただいて、外部で担当をさせていただいたり。
素晴らしいお仕事である保育の業界全体に、笑顔があふれるといいなぁと思っています。
お役に立てることがあれば、お声掛けくださいね。
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お読みいただきましてありがとうございます!