こんにちは、松原です。

私は安室奈美恵さんの引退を
新幹線の中の電光掲示板で知ったのですが・・・
目を疑いました。

えっ!!
まさか!?

報道には、驚きました。

けれども、その後の報道や彼女の生きざまを追っていく中で
とても学ぶことが多いなぁと感じたので、
それを今回はシェアしてみたいと思います。

じつは・・・
少し前から、彼女の母親の事件のこと・
息子さんとのかかわりのことを時々 情報で拝見しておりました。

というのも、6年ほど前でしょうか。
かつての講師仲間が安室さんが大好きで、
彼女の魅力を熱く語ってくれていたからです。

私にとっては、
「えっ?安室ちゃん?まだがんばってたんだ??」
~という認識でしたが、

「すんごい元気もらうんだよね。
ライブ、最高だよ!!」

・・・そんな強力なおすすめをいただいて以来
彼女に関するニュースを集めるようになっていました。

中でも私がとても印象的だったのは、
育休後に復帰をする中で、
「安室奈美恵の良さが生きるように、プロデュースをしてほしい」
~とリクエストをして、
それ以降 ダンスサウンドを中心として
「THE 安室奈美恵」のルックスが生きるような魅せ方や楽曲を
リリースしていったという記事。

人気の中で自分が分からなくなったこともあったようですが、
客観性~自分が“生きる”ことと
自分の大切にしたいことという視点を融合させた“あり方”を確立されたんですね。

なるほど。
復帰後は吹っ切れたように
TKサウンドとはまた違った
地に足の着いた安室さんワールドが開花したように思えました。

(私はTMファンなので、基本的に木根さん、いえ 小室哲哉が大好きですが
小室さんの曲は名曲だけれども人を小室ベールで包み込んで魅せるので)

やりたいことと、客観性・求められるものとの融合点、というのは
社会で生きる人にとっては共通すると琴なのではないでしょうか。

「やりたい」と思った仕事と、
「求められる仕事」では異なることもあり。
葛藤を感じることもあるでしょう。

そういった中で、渦中から少し離れて
クールダウンをして融合点を見つけていくこと。

そして、もう一つ印象的だったのは、
コツコツと積み重ねていく地道でストイックな姿勢です。

私もジャズダンスを習っていた端くれですが、
ライブでのあの動きーーー 一曲でも相当に息が上がるはず。

それを、歌いながら。
アイドルでも息が上がっているというのに、
口パクじゃないんです。

30代を越えて40代へと近づいてくる新陳代謝が次第に低下してくる中で
あの引き締まった体系ということは、(若い頃よりもむしろ、体ができています)
ライブ以外でも日常の中でどれだけ踊っていたのでしょう。
一日3時間は練習をしていたと思います。

あれだけの曲をどんどんリリースして
歌い踊っていくためには、きっと見えないところでの努力は
計り知れないものがあるのだと思います。

この、人目からは分からない努力を重ねていた根性が素晴らしいなぁと思いました。

一度、そのオーラを体感しに
ライブを見に行ってみたいですね。

引退は残念ですが、
同世代を生きた私たちに生きざまから魅せてくれたバトンを
それぞれの人生の中にエッセンスとして生かしていきたいな、と思いました。

私の最近のテーマは、「自分のペースでコツコツ地道に」です☆