主任・園長・・・といった管理職になると、
見えている景色が一変することがあります。

職員だったときには、自分の目の前の子どもたち・自分のクラスの景色が中心であり、自分の日常を動かしていくこと・任務である仕事を動かしていくことで精一杯で
なかなか園全体や社会の動きまでは
目が向きにくい現実があるのではないでしょうか。

思えば、私もそうでした。
当日は、「現場はこんなにがんばっているのに、上は現場の大変さを分かっていない」と思っていました。
ところが・・・立場が園長や施設長になると、
社会の影響を踏まえて園をどう家事としていくのか、といった視点が大切になってきます。
「子どものため、園のため」という気持ちは一緒でも、
それを考えて方針を定め、
実際に運営の進め方を定めていく過程で現場に伝えるものの・・・
「えっ、今ですか?」
「これまでやってきたのに・・・。」
「どうして変えなくちゃいけないの?」
・・・と、自分を否定されたような気持ちになり、

管理職と現場での溝が生まれてしまうことがあります。
年度末 3月第2週に開催をした
園内ファシリテーター育成講座 第8期のZOOM5では
引き継ぎに次年度準備に卒園式に・・・と
忙しいこの時期にこそ現場と共有しておきたい
次年度へ向けた取り組みについて
・同じ景色を見ていくための伝え方の工夫
・話し方のクセを見つめ直すワーク
・相手により伝わるための表現方法
~について、
トレーニングをする時間となりました。

取り組むうちに、話し方も表現方法もどんどん磨かれていくのが
ZOOM越しにも伝わってきます。
そしてその感触は、ご自身も広がるような笑顔から、実感できた様子。
「伝わる」のは獲得していくことが出来る技術であることを感じるひとときでした。
園内ファシリテーター育成講座では、いろいろなアプローチから
より良い園づくりのための工夫を体得していく連続講座です。
がんばっている人が、報われる好循環を支えて行きたいですね♪

▼詳細はこちらから

https://hoiku-communication.com/ennaifacilitator-ikuseikouza/?fbclid=IwY2xjawJQgXtleHRuA2FlbQIxMAABHWnz0VmQX4eTLXgtVXnNk277iytbRoqPtSgrN1H7ZR_T2r2dRXdxE5TJ-Q_aem_dD8AsA5HDcEapmg3Hv_ApA