こんにちは、松原です。
2月に庄内地区でリアル開催し、8月にオンライン1回目、
9月にオンライン2回目を開催しました、庄内コーチング勉強会。
次回は、11月7日(土)の午後にゆったりとご参加いただけるようにしました~。
今回のテーマは、「感情」。
かつての私は どこかで、
「感情はやっかいなもの」と感じていました。
コーチングを学ぶようになってから、とても違和感を覚えたのが
「感情を味わう」ということ。
居心地が悪くて、共に居られないのですが・・・
味わい尽くすと、そこにはギフトがあるということでした。
「感情って、味わっていいんだ。」という気づきが、
私を生きやすくし、人生を豊かなものへと変えていきました。
子どもと感情
泣きじゃくる子、なかなか感情が切り替わらない子・・・
そんな風に、感情が全面に表出している子どもと対面すると
かつての私は、「まずい状況になってきた・・・。切り替えなくては」と、
あの手この手で必死に子どもを「変えよう」としていました。
これって、大人の都合ですよね(笑)
コーチングを学んで保育現場に戻ってからは、
泣く子、暴れる子、大泣きしながらもちらっと横目でこちらを見る子(笑)
落ち込んで、なかなか戻ってこられない子・・・
~それぞれの感情をただ味わうことに、寄り添うことにしました。
何をするでもない。
ただただ、その感情を ともに味わう。
すると、不思議なことに
子どもは自分でキリをつけて、日常に戻っていくのです。
「あら、いいのね。」
にっこり施設長室から、送り出していました。
保護者と感情
保育のお仕事をしていると、保護者とのやりとりで
理不尽にも思える出来事と直面することが時々あります。
「何度か伝えているんだけど,うまく伝わらなくてもどかしいなぁ」
「えっ、普通に伝えただけなのに、今逆ギレですか?」
「どうして●●してくれないのかなぁ・・・」
「あっ、このパターン・・・どんどんヒートアップされている・・・。」
~などなど。
かつての私は、相手の感情に引きずられるように ヒートアップしていったり、
「そうじゃないんです!」と弁解しているつもりが
気がつくと取り返しのつかないことになっていったり・・・。
振り回された自分に どーんと落ち込んで、
なかなか這い上がれなくなったり・・・・。
感情の餌食になっておりました(涙)
コーチングを学んでから、
「感情に寄り添う」ことを大切にコミュニケーションするようになって・・・
ああ、これはこの方の感情なんだ。
ここからは、自分の感情なんだ。
~と気がつくことができるようになり、
揺れている自分の感情を味わい、横に置いた上で
保護者の感情に寄り添い、その先のやりとりへとつなげていくことができるようになりました。
上司・同僚と感情
保育者は、福祉に携わる人は、
愛でお仕事をしている部分が大きいのではないでしょうか。
思い入れが強いほどに、
憤りを感じると・・・
意が通らないと・・・
価値観がぶつかると・・・
ヒートアップして相手を驚かせてしまうのもまた、難しいところ。
私自身は 基本、カッとなりやすいタイプなので、
中堅時代は園長に対して「園長は分かっていません!」と。
コーチングを学んで施設長になってからも、
理事長に対して「納得いきません!」と戦いを挑み(笑)。
部下に対しては、「何を言っているの!?」と、自分の正しさでたたみかけようとして・・・
不満をぶつけてくる職員に対しても、「よかれと思って、こんなにやっているのに!」
・・・と、感情がこみ上げてくる場面が多々ありました。
ありますよね~(笑)
人間は感情の生き物ですもの。
ただ、それだけではうまくいかないことも
体験上、学習していました。
「あ、感情的になっている」
~そんなときは、目の前の人とやりとりをしながらも
ゆっくりと息を吐き出しながら 少し意識を横にずらして、
「私は今、どんな気持ちなんだろう?」と味わうようにしていました。
「私は今、どんな気持ちなんだろう?」と味わうようにしていました。
じっくりと自分の感情と向き合うと、少し心に余裕が生まれてきます。
そのゆとりで、相手を包む空間を作ることができるのです。
そのゆとりで、相手を包む空間を作ることができるのです。
自分の感情との向き合い方
火龍のように立ち上がる喜怒哀楽の激しい自分を、
「なんてやっかいな性質なんだろう」と、自分で持て余していました。
押さえよう、押さえようとするほどに
ふたをこじ開けて収拾がつかなくなる感情的な自分がいやで
よく、自己嫌悪に陥っていました。
ですが、感情に良いも悪いも、ありません。
評価判断したり、押し込めたりするのではなく、
ただ,じっくりと味わう。
「そんなこと、していいんだ・・・!」
~衝撃的なその気づきとともに、無意識に止めていた世界に、奥行きが生まれました。
「危険だ」と感じていた私の感情は、じつは ギフトだったのです。
では、味わうってどういうこと??
~この感覚は、実践体験でしか、
お伝え/感じていただくことが、かないません。
それも、通常 何かの一部として扱う「コーチング」という講義の中では、
ここまで深い部分に触れる時間は取れないのが現状です。
ぜひ、コーチング連続講座の中で その豊かな世界観に触れ、
あなたの人生に豊かさの炎をまた一つ、増やしていってくださいね。
11月7日の午後は、庄内地区のみなさんとのオンラインコーチング勉強会。
皆さんのお友達/お知り合いで山形・庄内地域の方がいらっしゃいましたら、是非お知らせください。
飛び入り参加も可能です♩
動画もご参照ください。
https://youtu.be/UtdxBSvRcno
庄内地区以外の方は、保育コミュニケーション協会主催の
オンラインコーチング実践四回講座をご活用ください
コーチングオンライン実践 2020年11月29日 START
【第一回目】11月29日(日)「コーチングとは」
【第ニ回目】2020年 12月27日(日) 「人生全体を扱う」
【第三回目】2021年 1月17日(日) 「気づきのアンテナを養う」「感情に寄り添う」
【第四回目】2021年 2月21日(日) 「豊かさを味わう~明日への一歩」
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