今日は今年度お役目をいただいておりました
藤枝市保育協会研修会 4回シリーズの最終回、
主任・主幹教諭「職員間のコミュニケーションを高めるには」を担当してきました。
 
 
新人研修の様子・ドキッとする感想の共有から苦笑いをしつつ、
中堅保育者研修での保護者とのかかわり方の振り返りを踏まえて
園内の保護者とのコミュニケーションの多様な関係性を尊重する大切さを実感する場面も。
 
主任の皆さんからの事前アンケートやリクエストを踏まえての共有の時間では、
「人間だもの」Byあいだみつを、な人間関係のさまざまはお話に
グループ内での語り合いにも力が入っていきました。
悩ましい雰囲気が深まってきたので・・・
「相手に勝とうとしていませんか?」ということで、
最後は腕ずもうから気付きを得るワークを。

腕相撲というと・・・「相手に勝つことが目的」となりがちですが、

たとえば・・・相手を生かすために腕相撲をすると、どうなるでしょう?
どんな声掛けが生まれ、どんなドラマが起こるのか?
~そんな体験からの振り返りに、「いつもどこかで”勝とう”としていたかもしれない」という言葉も。
力の抜けた笑いとともに、2時間が終了しました。

みなさんの明日につながる一歩になりますように!
参加された方の声を一部ご紹介します

園内研修の時間を作り出す事がなかな難しい現状の中で、
日々のコミュニケーションの中で自分の思いを口に出す機会を
意図的に作っていく必要性を感じた。様々な思いを持った職員の集まりの中で少しづつ保育観をすり合わせていけるチームワークを作っていきたいと思う。

“職員間のネガティブな発言に対し、
陰でほめていく事はすぐにでも取り組めるので、早速発信していきたい。

自分はまだ頼りない新米主任で
「対等な立場と思っていても、相手は上だと思っている」
という言葉にハッとした。

「聞き上手になりましょう」と言われたことを思い出し、
自分の伝えたい事よりも気付いてもらえる言葉のやり取りを心掛けたいと思った。

中堅・新人研修での内容を聞かせていただき、ドキッとする内容もありました。
でもこういった意見を聞けたことで、
保育士へのかかわり方をもう一度考え直すいい機会となりました。

それぞれの経験年数により感じ方、
考え方が違うことはわかっていましたが
具体的に聞き、それにはこう考えるといいと思いますなど
アドバイスがわかりやすかったです。
ちょうど自園で、同じようなテーマの話をしたばかりだったので良かったです。

いつも聞きやすい、声と早さと落ちつきと情報で
学ぶことが多く悩んでいる自分にとっては、助けていただきました。

・「そんなこと」と感じるのは、自分たちが培ってきた経験があるからこそという事
・スーパーな主任になる必要がないという事
主任になりたての頃、何でも自分が責任をもってやらなければ…という思いが強すぎて、
それは先生方にとっては負担になっていたと思います。
今、ある程度見直しを持って仕事が出来るようになり、
任せるという判断が出来るようになったことは良かったと再確認しました。”

「コミュニケーション」というものは、
新しい人が入ったりクラスの組み合わせが変わったりと、
常に変化していくので、どんなに学んでも満足ということがないように思う。
同じ人は1人としていないので、対話の仕方もそれぞれに違うので、日々勉強だと感じた。

“毎回、職場の声を具体的にお話をしていただきわかりやすく心ににひびきます。
”悟りをひらく”ではないですが、主任として人間性を高め…
広い心で物事をとらえていかなければ、と思います。
物事を一方からみるのではなく、向かいあった人を良く理解して
いろいろな角度から理解することに努め、理解してもらえるように努めていきたいと思いました。

“研修の最後に2人組でロールプレイをやりましたが、
相手がどのように思っているのか真剣に考えました。
今までも考えているつもりではあったのですが、
表面的であったことに反省です。人の考えは奥深いと思いました。
短い時間でしたが振り返りができました。”

 

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