8月30日(水)のうめちゃんねる

テーマは「異業種との交流がもたらす豊かさ」です。

 

 

 

 

 

 

たとえば、保育の世界に就職する。

そうすると、同期はもちろん保育者なわけで、
日常的にお話をする先輩や園長先生も保育者となります。

保育について考える、自分を見つめる時間がたくさん得られるのが良い反面、
じつは・・・うまく行かないことがあるときに
なかなかその思考から抜け出せずに思い詰めてしまったり。

「これが正しい」と無意識に思っていることを
疑いもせずに持ち続けて生きていくーーーという側面もあるのではないでしょうか。

じつは私は、保育園の後に児童養護施設に勤務し
そこでのお仕事が大好きだったのですが
一方で、
「自分は世間のことをよくわかっていない。」
「世間離れした生活を送っているのではないだろうか・・・。」
「子どもと(特に、特殊な背景を持つ家族と)かかわることしかできない中で、
 そのケースもらせん階段を描くようにうまく行かないループにはまっていく・・・。」
・・・という何とも言えない劣等感を感じる側面がありました。

コーチングの世界に飛び込んでからも、しばらくは仲間と仕事の話をする際に
後ろめたい発言ばかり。

けれどもーーー
企業の人材採用や教育に携わる仲間から
「やっぱり人の基本は乳幼児期。」
~と感じていることを聞いたり、自分自身も
「この人、どんな背景があるんだろう?」と寄り添っていく中で見えてくるものがあったり。

講師を始めていく中で「場作り」に保育の感覚が生きていることに気づくなどして
「ああ、やっぱり私の基礎は保育なんだ。
 そして保育のスキルは社会に役立つ!」
~という確信を得ることで
自信を持って保育の世界を発信していくことができるようになりました。

様々な業界のお話をしていても、
横串で刺したように 共通する真理が見えてくることもあります。

そこから、「自分だけじゃないんだ」と少し客観的に物事をとらえることで
解決の糸口が見えてくることもあれば、
「もしかして社会の流れって、こういうこと?」
~と、今の自分の役割が腑に落ちることもあります。

ちなみに、大工さんとお話をしたときに
「見て盗め」や感覚の職人文化が共通していたのは感慨深かったです。

自分の世界を持っているからこそ、
お互いに貢献し合える気づきがある。

今回は、そういった
【異業種との交流がもたらす豊かさ】について、一緒に考えてみましょう~。

どうぞお楽しみに!

*時間になりましたら、こちらに動画が紹介されますので、
再生ボタンを押してみてくださいね。
http://www.ustream.tv/channel/umehanatv