UmehanaChildcareCommunicationsは「大人が輝く背中を子どもに見せる」をモットーに、保育者のやりがい促進・継続支援・離職防止へ向けた研修をしています

AERA with Baby にて「二人きり育児」記事 監修

じつは、10月末に発売になったAERA with Babyにて
「二人きり育児」のテーマの記事を監修させていただきました。

*子育てをしながら働く様々なスタイルの家族や女性たちを取材・特集し、
リアルな声と共に紙面が織りなされており
とても濃厚な一冊でした!
本屋さんで見つけたら、読んでみてくださいね~。

二人きり育児・・・
ご依頼をいただいて、私も調べてみました。

夫が仕事に出て、帰ってくるのが遅い。
その間、子どもと向き合う時間の辛さ・・・。

単身赴任で、完全に二人きりの空間で過ごしている・・・。

それまで、仕事や自分の人生に向き合ってきたお母さんにとって
未知の存在である子どもと向き合う時間は、きっとかわいさと共に
底知れない不安と恐怖に触れる瞬間でもあるのではないでしょうか。

ちょっと状況は異なりますが、
私も児童養護施設の職員時代、入ってきたばかりの2歳の双子ちゃんが
入所の日に不安を感じて
寝かしつけの時間(20時)から泊まり勤務の夜中までエンドレスで泣き続けていたとき
自分は果てしない宇宙のブラックホールに吸い込まれていくのではないかと。
この子たちは、本当は宇宙人で、私をそこに連れて行こうとしているのではないかと。

怖さとともに変な妄想が止まらなくなるのを感じました。
こんな感覚が毎日だと、さぞかしつらいですよね。

そんなところから、お話が始まった今回の記事。

最初は頑張っていても、反応が分かりにくかったりして、
子どもに笑いかけたり話しかけることに無力感を感じる方もいると思うのですが
じつはお母さんの愛も笑顔も語り掛けも、すべて愛情貯金となって
子どもの中に蓄積されていっているんですよ~。
ご安心ください!

今回の記事の中では、感覚がつかみにくいかもしれない
子どもの成長・お母さん自身の変化という観点において
マズローの欲求段階説を紐解きながら
ご紹介をしております。

「あ、なるほど。」
「私は今、ここにいるのね・・・。」

~そんな気付きから、いまの立ち位置が分かると
ふっと気持ちが楽になることもあるのではないでしょうか。

その辺は、記事が参考になれば嬉しいです。

一人きりの育児は不安も多いかと思います。

今回、ボリュームに収まりきらなくなってしまったのですが・・・

お出掛け時の工夫、として。
持ち物や抜け・忘れの無いための配慮・準備はもちろん大切なのですが、
変に「自分でなんとかしなきゃ!」と抱え込まないでくださいね。

東京でも、地方でも、親子が電車に乗ってくると
かならずちょっと場の空気が変わるんです。
「お、」という感じです。

この時、

「迷惑を掛けないようにしなくちゃ・・・!」
とひたすら子どもをあやそうとする人
→周りから非難されているように感じてますますテンパってしまう光景
(実は周りは助けたくてうずうずしている)

「子どもがいるんだから、席ゆずって当たり前でしょ?」風に
変に開き直っちゃう人
→開き直られると、周囲がなんとなくイラッとした雰囲気になります。

~がいたりするんですが、
できれば、少しだけ視線を上げて周囲を見まわしてみてください。
嬉しそうに、声を掛けたそうに見守ってくれている人たちが
電車の中にも、社会にもいるはずです。

そういう人と目があったら、ニコッと笑ってみてくださいね。
それが架け橋になり、
「いくつなの?」
「かわいいね~。」
~と会話が生まれるのではないでしょうか。

息を吐くと、人は気持ちが楽になるので、
きっとお母さん自身も気持ちが楽になりますよ。

子どもと向き合うのとともに、一歩だけ踏み出して
身近な社会とのつながりに手を伸ばしてみてくださいね。

私の活動は、児童養護施設の職員時代に
「子どものために保護者をサポートしたい!」
と感じたところからスタートしているので
このようなチャンスをいただけたこと、とっても嬉しく感じました。

執筆・監修

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