三重県四日市市にて、新人保育士元気アップ研修を担当させていただきました。

はじめは緊張した面持ちのみなさんでしたが、
「今、ここまで頑張ってくれていることが素晴らしい」
という声掛けに涙ぐむひと時も。
同期の皆さんとのグループワークを通じて
張りつめていた緊張の糸がほぐれ、
こどもとのかかわり方ワークでは
ナチュラルな子ども役と保育者役を熱演してくださったり。
集団に働きかける保育者としてのあり方ワークでは、
とても楽しそうにお互いに協力し合い、
支え合いながら練習をする場面が見られました。

そんなみなさんが一番気になっていたことは…というと
「先輩が怖い」ということ。
えっ?
私!?
こわくないけど!??
~そう思ったあなたへ。
おそらく、新人さんをカバーしようと思って
ものすごい一生懸命になっている表情が
「子どもや保護者には優しいけれども、
 それ以外のときは『無』の表情をしていて、
 怖くて話しかけられないんです…。」
うん、そうですよね。
きっと、いっぱいいっぱいなんだと思います。
「かわりに謝っておきますね。
 そして、勇気はいるかもしれないのですが
 一歩踏み出して、頼ってみて下さいね。」
・困っていること
・悩んでいること
・立ち止まって動けなくなってしまった瞬間…
もしかしたら、今見えている顔は一つの側面で、
本当はとっても素敵な人間性が見えてくるかもしれません。

…というわけで、
おたがいを知り合うワークを交えて
保護者コミュニケーションでは
熱の上がった子どものことを
親御さんの職場に連絡する…という場面で
保護者役・保育者役を実践していただきました。
「今、ちょうど子どもの怪我のことで
どう伝えたらいいのか悩んでいたんですが…。
ヒントをいただけたので、明日からやってみます。」
~というキラキラした笑顔が素敵でした。
一方で、今回は動ける体制で来ている方も多く
「お尻が痛い」という声も。
なるほど…
少し動きのあるワークを入れましょうか。

~ということで今日も部分を担当してくれた
新人育成トレーニングコース修了生の小方久美講師に、
明日は上下のスクワットと手の動きを取り入れた遊びを
アイスブレイクで担当してもらうことになりました。
毎年違う表情を見せてくれる新人さん。
明日は津市に移動して、
新たな出会いを楽しみたいと思います。