「親御さんも、子どもも…
 乳幼児期に、愛着関係や信頼感を感じられる関係って、
 あらためて大事なんですね…。
 人を信じる心を、園で身に着けて卒園してほしいですね。」

繭の糸保育チームさんでの
キャリアアップ研修保護者支援子育て支援
3日目、虐待につながる前に、どんなサインをキャッチできるといいのか?
私たちにできることは、どんなことなのか。
エリクソンの発達段階理論と
「つみびと」からの支援計画作成のプロセスに
みなさんのこれまでの知識をまとめの応用編として
捉え直す時間となりました。

「つみびと(大阪二児置き去り事件)」のケースもそうですが、
児童養護施設職員時代にかかわらせていただいたケースは
さまざまなご事情があり、どちらも
「このことを知っていたら」
「HELPを出せていたら…。」
「こちらとつなげられたら…。」
~と感じることが、よくありました。
「まだまだ勉強していきたい地域資源が
たくさんあることに気がつきました。」
子育て支援最前線の保育者が
捉え直しを通して、VersionUpしていくことができると
必要としている方の元に、
必要な情報が届く架け橋になれるのではないでしょうか。
「本当に、つながりがないんですね。」
「どうやったら、つなげていけるんだろう?」
「自分なら何ができる?」
「こんな風に考えたらいいんですね。」
「捉え方には、練習が必要かも…。」
~といった感想とともに、
さわやかな笑顔で退出される皆さんが素敵でした。

保育者は、地域の保育を支える希望です。
大事なお役目だからこそ、
まずはご自愛いただけますように。
キャリアアップ研修、
東京都は機会が少なくなってきていますが
本当は日々変化する社会環境の中
全体をVersion UPしていく貴重な機会だと思っています。
できれば園長先生や主任さんも、他県(静岡県)のように
受けられる体制へと変化するといいですね。