「ささいなことなんです。」
「モヤっとしちゃって…言えなくて。」

~そうですよね…。
日常って、小さなことの積み重ねでできていますよね。
その中で、今までうまくいっていたことというのは
お互いが「○○は、○○である」という共通認識を持って
チームで保育連携を行ってきたから。
上手くいかないのは…?
モヤっとするのは…?
自分にとっては当たり前だと思っていること・
分かっているだろうと思っていたことを
知らない、認識していない人がいるということ
なのかもしれません。

静岡市での保育士等キャリアアップ研修マネジメント
5回シリーズの第4回目。
顔見知りの方も増えてきたので、
自己紹介タイムには第2回目で行った
「自園の紹介」.から進化して「自園NOW」をお話してもらうことに。
季節の花や行事の様子・親御さんとの会話など
ステキな保育の一場面を垣間見ることができました。

さてさて、今回のテーマは「人材育成」でした。
当たり前だと思っていたことが、伝わっていない…。
声を掛けても返ってこない…。
年を重ねたパートさんに
覚えて動いてもらうにはどうしたらいいものか?
伝わらない背景に、
社会の変化と体験量・生きてきた背景や
アンテナの違いなどがあるとして
そこを埋めていく言葉の架け橋に
・相手にとって意味があることとは?
・当たり前だと思っている前提・背景・意義とは?
・具体的にどうしたらいいのか?
~といったことを言語化してみるワークは
熱い語り合いになっておりました。

私たちが、たくさんの失敗という名の学びの中から身に着けてきた
保育を進めていくための、暗黙の了解。
お互いの視点の違いを踏まえつつ
子どもを真ん中に成長し合えるチームを作っていくために
「やっぱり、コミュニケーションが大切ですね」
決意と共に、頼もしい表情で会場を後にするみなさんなのでした。